出来事
実験はやってみなければわからない!
本日、6組の理科で「ダイラタンシー」の実験を行いました。「ダイラタンシー」とは、簡単に言うと、ゆっくり触るとドロドロなのに、素早くたたくと(力を加えると)固くなる現象です。今回は、400gの片栗粉に200mlの水を加えて作りました。まずは、おにぎりを作るように力を加えて丸めました。片方の手を離した瞬間、丸く固まっていたものが、指の間から滝のように流れ落ちました。次に、ゆっくり手のひらを入れてみました。普通に入ります。ところが、思いっきりパンチをすると、液体に見えるのに、拳は中に入っていきません。次に、スーパーボールを液面に乗せます。半分くらい沈んで終わりです。しかし、斜めから思いっきり液面にたたきつけます。そうすると、床の上と同じように、跳ね返ります。
最後に、3人分の液体を合わせて、2人が入れ物を押さえ、もう一人が入れた手を勢いよく抜く実験をしました。そしたら、手がなかなか抜けず、入れ物が持ち上がってしまいました。もう一度、それ以上の力を入れたら、液体だった一部分が固体となり、S君のジャージに向かって飛んでいきました。さらに、机の上に飛んでいった固体は、液体となって広がってしまいました。それを、スプーンで集めて回収しようとしたら、力が加わるので、固体に変わって、なかなかきれいにすることができませんでした。動画をお見せできるとその様子がよくわかるのですが、無理なので、写真を紹介します。下の「ダイラタンシー.pdf」をタップ(クリック)してください。
文章だとよくわからなかったかもしれませんが、興味がある人は、自宅でも簡単にできますので、やってみてください。間違いなく不思議な楽しい実験です。
コンプライアンス推進に関する標語
本校から不祥事を出さないために、年に4回、服務倫理全体会を行っています。12月末に全職員で「コンプライアンス推進に関する標語」を考えました。昨年度同様、出された作品の中から、校務運営委員会で公正に審査し、上位5作品を下の写真のように掲示しました。我々が毎日使う場所と言えば、トイレです。ひととおり見てほしいため、ラミネートされた標語の裏に磁石をつけ、定期的にローテーションをすることにしました。昨年度は、セロハンテープで固定したため、いつも見るのが同じだったので、少しだけ工夫しました。
こんなにきれいに!
本校は、清掃時、無言整列・無言清掃を目指しています。どの学年も自分の分担を一生懸命行っています。以前からアップしたいと思っていた清掃場所があります。南校舎の2階から3階に上がる階段の踊り場です。4月当初に見たら、けっこう真っ黒で、平成5年に建てられたことを考えるとしかたないと思っていました。ところが、2年生の女子が毎日こつこつ磨いた結果、黒くなっていた部分がなくなり、もとの床の色に近づいたように見えました。他の清掃場所を見ても、きちんとひざをつき、隅々まで丁寧に雑巾がけをしている姿を多く見ることができます。これから、将来どんな仕事に就くにしても、自分に与えられた仕事を丁寧に行うということは重要なことです。
踊り場掃除の女子に、「ビフォーを撮っておけば良かった~」と話したら、「2学年主任のM先生にも言われました~」と笑顔で話していました。どれだけきれいになったかが分かるように、別の踊り場の写真もアップします。
オンライン授業に向けて
本日、放課後、先生方でオンライン授業に向けた研修を行いました。本校には、ICT担当の「TEAM TT」があります。ICTに関することを提案したり、他の先生方に教えたりするチームです。この「TEAM TT」が講師となり、オンライン学習の仕方を実際にやってみました。教師側の配信の仕方、生徒の授業の受け方などはもちろん、教師が話す声の大きさ、話すスピードなどどのようにするのがベストかを確認しました。コロナウイルス感染症に係る濃厚接触者や自宅待機になった生徒が、オンライン授業を希望する場合にすぐに対応できるように準備を進めています。
さて、この写真は何でしょう?
18日(水)11:50頃、職員室のインターホンが鳴りました。技術教師K先生から、「また、例のやつが・・・」というざっくりした内容でした。私はすぐに手袋をはめ、毎回この件に関わっている音楽教師H先生を引き連れ、コンピュータ室へ。
「あれ、今回は飛んでないぞ?」と思っていたら、K先生が背面の壁を指さしたので、近くに行ってみたら、壁面に取り付けてある大昔のパソコンに入っていた基板の下に、黒いものがうまく挟まっていました。H先生がその基板を持ち上げてみたら、アブラコウモリがぶら下がっていました。あまりにも、ぴったりはまっていて、指でツンツンしても動かないくらい、心地よさそうでした。このままでは困るので、体育館の近くに離してあげました。手袋から離そうとしたら、今までまったく声を発していなかったのに、嫌がるような声で鳴いていました。今日、本校のスクール・サポート・スタッフがその場所を見たら、すでにその姿はなかったとのことなので、無事どこかに飛んでいったと思います。
なぜ、コンピュータ室にばかり現れるかが疑問です。入ってくることができそうな場所は、ほとんどありません。間違いなく言えるのは、外より温かいということです。今度、そのなぞを解明したら、アップします。さらに、コウモリが発見されるのは、なぜいつも同じクラスなのかということです。たまたまだとは思いますが、前回の件で子どもたちは免疫ができているので、たいした反応もなく、少しさびしく感じたのは私だけしょうか。
詳しくは下の「コウモリ.pdf」をタップ(クリック)してください。