こんなことがありました

出来事

イノシシを捕らえても

 イノシシは,食物連鎖(食べる,食べられるの関係)ではかなり上位に位置します。よって,動植物の体に取り込まれた物質をかなり濃縮してしまいます。ですから,捕らえたイノシシは,食べることができないほどの放射性物質を体内に蓄積しています。それを人間は食べません。
 しかし,私は,5年前から3シーズン(シシ狩りができるシーズン)連続で,10000Bq/kg以上のシシ肉を7㎏食べました。でもその後,桑折町のホールボディーカウンターで測定しましたが,測定限界以下でした。(だから安心とは言いません)
 このような理由で,イノシシの肉は,敬遠されているのです。よって,狩猟対象になりにくい!食べることができない,売れない動物を狩ることはしません。

イノシシ対策3(鉄砲?)

 素人なので,鉄砲で撃てば?と思うのですが。
 ①鉄砲は,日の出から日の入りの間しか使用できない。
  暗いと,間違って人をイノシシやクマと勘違いして撃つ可能性が大きくなるから。
 ②イノシシは夜行性,クマは日中に活動する。
 よって,クマは鉄砲で駆除できるかも知れませんが,イノシシは,銃の前に現れにくいのです。
 しかし,クマは冬眠するけれど,イノシシは冬眠しない。寒いけれども冬が勝負なのかも知れません。 

イノシシ対策2(近づけない)

 畑の中に,ガスボンベ?
 
 私が知っている限りでは,このガスボンベは,プロパンガスや都市ガス(メタンガス)ではなく,アセチレンだと思うのです。出る量を調節し(又は,タイマーかも)どきどき,「バーン」というものすごい音がします。
 まとめると,音で脅かし,「近づけない」作戦です。でも一番驚いたのは私でした。

イノシシ対策 その1(捕獲)

 オリの罠による対策です。
 
 イノシシは,警戒心が強いので,最初は,入って「エサ」を食べても,安全にでられることを教え込みます。その後少しずつ,エサの位置を奥にして(時間をかけて)捕らえるのだそうです。

イノシシとの戦い

 11月26日(土)野山を駆け巡っていると,そこには,人間対イノシシの壮絶なバトルが繰り広げられていました。
   
 この3枚の写真の部分は,本来,背丈の短い緑の草で覆われているのです。茶色くでこぼこしているところは,全てイノシシが水浴び(泥浴び)をしたところです。
 そこで,近づいてみると
 
 鼻で,掘った部分です。鼻は痛くないのでしょうか。
 イノシシ恐るべし。