こんなことがありました

出来事

放送による東日本大震災追悼集会

 東日本大震災から明日で十年になります。震災時,まだ幼児だった生徒にその時の状況を伝え,災害復興等に取り組んだ方から直接話を聞き,新たに記憶に残し語り継がれるように,西分署署員の幕田様に講話をいただきました。
  当時の現場の写真などを見ながら,消防士という立場で震災に関わった経験を丁寧に教えてくださいました。その中で,双葉消防の救急救命士の話が印象に残ったので紹介します。
「3月11日から出動は途絶えることが無かった。サーベイメーターの針が振り切れた。深夜2時過ぎ雪の降る極寒の中,衣服をすべて脱がされ,怒りと悲しみが込み上げるが,ここで5日ぶりに2時間仮眠ができた。自分の具合が悪いことに気付く。耐えられない口渇感とめまい,だんだん呼吸苦が出て軽いパニック状態に陥る。ここまで6日間まともな睡眠も飲食もなし,完全防護で決死の原発救急活動6時間。震災直後から浜通りから中通りへの長距離搬送が続くも,水も食料も入手できず絶望感を覚えていた。」
 この話を聞いて,現在の生活ができているのもこのような方々の血の滲むような活動があったからだと感謝の気持ちしかありません。

「ライオンズ文庫」

 このたび、桑折ライオンズクラブ様より「ライオンズ文庫」図書購入費としてご寄付をいただきました。今回は本校代表として図書委員長の福田さんが後藤会長から目録を受け取りました。「ライオンズ文庫」とは、桑折ライオンズクラブ様からのご寄付で 購入した本を集めた文庫で、2016年(平成28年)に本校図書室に開設さ れました。これまで、小説や実用書など様々なジャンルの新しい本を配架し、 特に中学生が読んで共感できる内容の小説がたくさんそろっています。
 毎年、新しい本が「ライオンズ文庫」に並ぶと、生徒たちは目を輝 かせて図書室に来館し、朝読や家読の時間に読む本を借りていきます。
 図書室の一層の充実と、生徒の読書活動のために有効に活用させて いただきます。桑折ライオンズクラブ様のご厚意に心から感謝申し上げます。

しだれ桑の植え替えをしていただきました

 先週の土曜日に,本校同窓会の林王会長と宍戸副会長が一番西側に植えてあったしだれ桑を植え替えてくださいました。今のしだれ桑が本校に植えられた時,下の土の深さが十分に確保できなかったため,根をしっかりと伸ばすことができないのではないかと心配されていました。実際に,元気のなかった1本を掘り起こしてみると,20cmくらいしか根が伸びていなかったそうです。また,植え替え用の苗の準備も時間と手間がかなりかかるとのことでした。2年前にヨコバイが発生した時もすばやく駆除してくださり,今の状態が保たれています。
 今回植え替えした少し小さめの苗も,子どもたちと同じようにのびのびと育ってほしいものです。

醸芳中学校同窓会入会式

 本日,13時30分より本校体育館で,醸芳中学校同窓会入会式が開かれました。林王会長,八木沼副会長,羽根田副会長,宍戸副会長に来校いただきました。本校同窓会が発足してから66年となり,同窓生も1万5000人を越えました。同窓会,PTA,桑折町からも記念品をいただき,感謝いたします。同窓会入会のことばでは,代表の大槻君が「同窓会の活動に積極的に参加・協力し,会の発展及び醸芳中学校の発展に尽力したい。」と述べていました。
 校長室での話の中から,同窓会の方々はいつも中学生のことを温かく見守ってくださっている様子がよくわかりました。本日は大変お世話になりました。

卒業式予行

 8日(月)に卒業式予行を行いました。今週の金曜日には,3年生とお別れだと思うと,今までのいろいろな場面が頭に浮かんできます。時間が経つのは本当に早いものですね。