出来事
入学式に向けて
23日に令和3年度修了式を終え、年度末休業になりました。24日は新入生オリエンテーションがあり、各小学校から小学6年生が来校しました。卒業生との別れは寂しかったですが、また新たな年度が始まると実感しました。
校内を回っていると、木工室で用務員さんが花の手入れをしていました。この花は、卒業式で飾られた鉢花です。入学式にも飾るため、一鉢一鉢花がらを摘んだり、見栄えの悪い葉をとったりしていました。入学式まできれいな状態にしておくのは結構大変で、温度管理・水やりなど工夫して行っています。
ウクライナ募金
本校の卒業生が所属している福島高校在校生・卒業生有志「ウクライナ緊急募金 福島高校 若者有志の会」
から連絡があり、ウクライナの方々への募金の協力がありました。この募金は、次のような思いから行うようになったそうです。
「東日本大震災の時ウクライナは、チェルノブイリ原発事故の経験を活かして、福島を色々な形で支援をしてくれていたと聞きます。次は私達が、ウクライナの同世代の子ども達が大好きな学び舎や教育に復帰するために役立ちたい、そして震災11年を迎えるこの 3 月に、世界へ復興支援の恩返しがしたい。」
「福島の一人でも多くの子ども達にウクライナへの募金に参加してもらうことを目指しています。そしてウクライナ緊急募金への参加が、みなさんがウクライナの人々の気持ちを想像したり、ニュースで見る国際的な問題に関心を持ったりする、そんなきっかけになったならば、大変に嬉しいと思っています。」
この思いを受け、本校も協力したいと考え、生徒会が中心となり、募金を行い、本日間違いなく福島高校在籍の生徒に手渡すことができました。毎日流されるウクライナに関するニュースには心が痛みます。私たちの募金がウクライナの方々の役に立てばうれしく思います。
修了式
本日、令和3年度修了式を行いました。コロナ禍のため、理科室からの配信となりました。修了証書授与では、1年生代表の松野くんが大きな声で返事をし、2年生代表の斉藤さんが真剣な表情で、それぞれ校長から証書を受け取りました。次年度に向けての決意が見られました。
校長式辞では、「新入生から尊敬される先輩になる心の準備はできていますか。よき伝統を伝えてください。自分を振り返り、目標達成のためにはたゆまぬ努力が重要です。」という話がありました。
明日は、新入生オリエンテーションがあります。どんな表情で新入生が登校してくるか楽しみです。
全校集会
本日、8時10分から全校集会をリモートで実施しました。金曜日に本校の中心となって活動した3年生が卒業し、残された在校生でこれからの醸芳中学校を盛り上げていこうという趣旨の集会です。校長からは、「新たな伝統を創り、高めていくのは1・2年生です。尊敬される先輩になってほしい。『挑戦する心・強い気持ち・感謝する心』が大事です。」、生徒会会長からは、「ここにいるみんなで知恵を出し合い、積極的に行動して、これからの醸芳中学校を築いていきましょう。」、生徒指導主事からは、「集団生活は一人一人の意識が重要です。学習、部活動に目標をもって頑張っていきましょう。」という話がありました。3年生のフロアーに誰もいないのがとても寂しいですが、これから入学してくる新入生と力を合わせて、さらに良い学校を築いていってほしいと思います。我々も生徒のパワーに負けないよう、全力を尽くしていきます。
第72回卒業証書授与式
本日、町長様、教育長様、教育委員の方々を来賓にお招きし、第72回卒業証書授与式を行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため、在校生は各教室でリモートによる参加となりました。昨年度同様、生徒会役員7名が代表で参加しました。
今年の卒業式にあたり、今まで本当に頑張ってきた卒業生のためにいろいろな準備がされていました。先日HPでも紹介した「祝・卒業 感謝 決意 感動」、3階ふれあいホールの窓に貼られた「がんばろう 醸芳中 ありがとう卒業生」、階段の両側に貼られた「1年生からの見送りメッセージ」、「一足早く咲かせた校庭の桜」、体育館や廊下に貼られた「1年生からの思い出の写真」など、どれも心のこもったものでした。
卒業式後、来賓の方々から「厳粛な中にも、温かみのある卒業式でした。」という言葉をいただきました。今まで本校の教育活動にご理解・ご協力をいただいた保護者の皆様、いつも温かく見守っていただいた地域の皆様に感謝いたします。
卒業式本番では、写真を撮ることはできなかったので、式の前後のものをアップしました。