出来事
だ液のはたらきは?
6年生は理科で「人のからだ」について学習を進めています。食べ物から栄養を吸収するということは,何となくわかっていても,どこでどのようにして吸収しているかはわかりません。
食べ物の入り口である口では,歯で細かく砕き,だ液と混ざるようにします。
では,だ液はなぜあるのでしょう? ということで実験をおこないました。
用意したのはデンプンを混ぜて固めた寒天。その寒天の上に各自がだ液をしみこませた濾紙をのせます。
待つ間,消化管についての学習をしました。
およそ25分後,濾紙をそっとはがし,ヨウ素液をかけます。
すると,濾紙のあった部分だけ色が変わりません。
この実験を通して,だ液にはでんぷんを別の物に代える働きがあり,
それが栄養を吸収しやすい物に変える「消化」であるこを学びました。
「ご飯を食べるときはよくかんで」と言われてきた意味がわかりました。