2022年11月の記事一覧
第2回避難訓練を実施しました
本日、伊達地方消防組合中央消防署西分署から消防署員の方2名を招き、避難訓練を実施しました。第1回目に引き続き、地震を想定した訓練でした。ただ、今回は教室からの避難ではなく、特別教室(理科室やコンピュータ室など)からの避難です。地震後、火災が発生したという想定で行いました。避難場所をグラウンドにした結果、北校舎3階にあるコンピュータ室からは避難する距離がとても長くなります。しかし、全校生徒が避難完了した時間は、3分20秒でした。このタイムを見ても、生徒が真剣に取り組んだことがわかります。
消防署員の方からは、「火災の際、煙が火より危険です。一呼吸でも煙を吸えば、意識を失います。さらに、上に上がる煙のスピードは走っても間に合わないくらいです。」という話がありました。その後、自分が着ている服に火が付いた場合の対処方法を教えていただきました。Stop,Drop&Rollという方法です。実際に消防署員の方に見せていただきました。
最後に、水が出る消火器を使って、火を消す訓練を行いました。3年男子6名が代表で行いましたが、思ったより火が消えるのに時間がかかりました。燃えている火に対し、ホウキで掃くようにして消すのが重要であると教えていただきました。これからますます空気が乾燥してきます。お互い火災には十分気を付けたいものです。
めっちゃ美味しそう!
今日も6組の理科で行った水溶液の実験の第2弾を紹介します。前回に引き続き「つかめる水」の実験です。4人それぞれが赤色・青色・黄色の食紅を混ぜて、自分の好きな色を作り、おたまを使ったり、スポイトを使ったり、実験方法を工夫して行いました。その中でも、今日のおすすめは、Kくんが作ったみごとな「いくら」です。その写真を美術の先生に見せたら、「いくらの醤油漬けみたい。美味しそう!」と言っていました。Kくんは、スポイトで一滴一滴丁寧に水溶液をたらし、ゆっくりゆっくりへらでかき混ぜて完成させました。Hくんは、緑色の水溶液を作り、スポイトを使って、ちょっと出したり、多く出したり調整しながら作業した結果、ほぼ「海藻」を作り上げました。
皆既月食+天王星食
本日、天気に恵まれ、皆既月食をばっちり見ることができました。三年くらい前に先生方で見たことを思い出しました。午後5時過ぎに出張から戻ってきて、東の空を見たらすごくきれいな満月がありました。18時半頃から月を見ていたら、左下から月が欠けてきて、先生方と一緒にきれいな写真を撮ろうと何度もシャッターを押しました。しかし、スマホで撮る写真には限界があったので、一眼レフを持っているT先生に期待しました。欠けてきた部分が赤銅食になってくる様子は圧巻でした。
本日の新聞に載っていましたが、皆既月食中の惑星食を観察できるのは、何と322年後だそうです。
スマホだとこれが限界でした・・・・・
これが一眼レフの威力!
何となくシャッターを押したら、こんな写真が撮れました。月の部分を拡大して見ると、下半分が欠けているのがわかります。
2種類の水溶液を混ぜると・・・
先週の6組の理科の授業で、2種類の水溶液を使って「つかめる水」を作ってみました。一つ目の水溶液を10分ペットボトルに入れて振り続け、泡がなくなるまで15分間静置します。その後、大きなボウルに二つ目の水溶液を作ります。一つ目の水溶液をおたまに入れ、静かに二つ目の水溶液に入れた後、ゴムべらでゆっくりかき混ぜると、何かふわっ~としたものが見えてきます。(実際は、透明なので本気で見ないと見えにくいです。)それをつかむと、写真のような「つかめる水」が完成します。できあがった「つかめる水」は、初めて触る触感でした。スライムのようでもなく、ゼリーのようなものでもない、間違いなく「つかめる水」でした。
2回目は、食紅(赤色・青色・黄色)を混ぜて作ってみました。今度は、スポイトでたらすようにしてみました。そうすると、「いくらっぽいつぶつぶ」や「キャビアっぽいつぶつぶ」ができました。今回使用した2種類の水溶液を作る粉末は、食用のものを使えば、食べることもできるそうです。
とても楽しく実験をしていたら、実験の片付けが間に合わず、次の学級が入ってきたのですが、こちらがお願いしなくても台拭きを手伝ってくれた生徒がいて、心が温かくなりました。
藍染め
本校の6組の生徒が作成した作品が伊達地区の「夢わくわく展」に出品されました。ハンカチの藍染めと藍の葉を使ったたたき染めです。以前、このHPでも紹介しましたが、ハンカチの藍染めは綿のハンカチを使ったため、色が定着せず、リベンジで絹のハンカチで再チャレンジしました。藍も種から植え、育てたものを使って作業したので、完成には多くの時間がかかっています。
今日は、今回の作品を仕上げた1年生2名に感想を聞いてみました。「絞り染めの輪ゴムをきつくしばりすぎて、はずすのが難しかったです。」「たたき染めは、葉の全体をたたかないとあまり色がつかなかったので大変でした。」自分で育てた植物で、世界に一つだけの作品を仕上げたことは本当に素晴らしいことですね。
※下の「本校生徒の作品集.pdf」をクリック(タップ)してください。