※「醸芳」の文字は、木戸孝允 書
※「醸芳」の文字は、木戸孝允 書
5年1組に行くと、ノートに鉛筆のさらさらと動く音だけが響いていました。「2.14×3.8の計算の仕方を考える」授業でした。
整数×整数の考え方で、かける数とかけられる数を整数にして考え、後からその倍数にした分で割るということを理解する時間でした。
算数は、今まで学習したことを生かすこと、そして自分で納得するまで考え理解したときに本物の力が身につきます。
特に高学年は「黒板に書かれていることを写す」から「自分の考えをノートに書く力」に焦点をあて指導しています。
今日は天気も最高で、1年生は校庭で体育科「走・跳の運動遊び」の学習でした。本校は、校庭が広いことも自慢の一つですが、この校庭を広く使っての運動遊びに取り組んでいました。
子ども達は、三角コーンを使って、スタート、ゴールの目印と目標が分かるようにし、隣の友達との間隔を十分にとって思いっきり走りました。
途中、「腕の振り方に気をつけること」や「最後まで走り切ること」も、目標にさせました。また、忘れずに水分補給にも配慮し、子ども達は、運動量も内容も充実した体育の授業に満足しきった表情でした。
今日の給食の献立は、「ご飯、いわしの梅煮、おかかあえ、豚汁、牛乳」でした。いわしを梅の塩分で煮ることで、余分な塩分を加えての調理をせず塩分を抑えた料理でした。さらには骨までやわらかく煮てあり、ご飯と一緒に骨の心配をすることなく食べることができました。
高学年は、生活習慣病などについても学習しています。健康な食生活で、小さいうちから「食べる力」を身につけさせていきます。
5年2組の算数科の授業の様子です。「1m80円のリボンを2.3m買ったときの代金はいくらでしょう」を考える学習でした。
「今まで習った考えで解くことができるのではないか」「言葉の式で、代金×いくつ分で求めることができるのではないか」「教科書の考えと同じように数直線を使って考えるとわかりやすいのではないか」など、いろいろな考えが出されました。
担任が答えをすり合わせしながら、学習を深めていました。真剣な子ども達の表情から、「本物の学び」の姿が見ることができ、一人一人の頑張りに感動しました。
「ノートに自分の考えを書く」「時間を意識して問題を解く」算数科の授業でした。
今日の給食の献立は、「麦ご飯、納豆、からしあえ、おやこに」でした。
麦ご飯は、健康食品として食べられており、特に大麦はお米と比べて食物繊維、タンパク質、ビタミンを多く含むため体に良いとされ、健康食ブームと重なり食べられるようになってきています。
納豆との相性もバッチリで、美味しい給食で醸芳っ子は元気もりもりです。
6年1組は、英語で「あいさつ」「出身」「好きなこと」「誕生日」について、外国語推進リーダー阿部先生との授業でした。
コミュニケーション力を見る時間で、学級を2つに分けて授業を行っていました。もちろん、もう一つのグループは、協力員の津田先生とプリントに書く学習をしていました。
コロナウイルス対応として、特に外国語は口元を見て発音をまねる授業のため、「フェイスシールド」を顔につけての授業でした。
学習内容もしっかりと理解し、子ども達が流暢に英語で話している姿に感動でした。
4年生は、理科で「からだのつくり」の学習をしていました。筋肉や骨のつくりについて、実際に自分の体の筋肉がついていて所を意識して伸ばしたり、曲げたりして確かめていました。
4年生は、学校中で一番人数が多いことから、隣の学習室を利用してできる限り2つに分かれて学習できる教科や学習形態を工夫し取り組んでいます。
しっかりと「分かった・できた」を合言葉に、新型コロナウイルス対応にも配慮しながら学習に取り組んでいきます。
今日も2時間目の休み時間は、子ども達は元気一杯に遊んでいました。鬼ごっこ、一輪車、鉄棒、ブランコ、サッカーなど思い思いの遊びに、楽しく過ごしていました。
一年生の子ども達が、校庭から見つけた「タンポポ」や「藤の花の種」「テントウムシ」を見つけて、うれしそうに教えてくれました。
休み時間が終わった後は、手洗いをしっかりとして教室に入りました。少しずつ、ソーシャルディスタンスが身につきつつあります。継続して、声かけや指導をしていきたいと思います。
「醸芳タイム」とは、伝統の縦割り班の活動で、本来だと4月に5,6年生が中心となって計画づくりをして活動をしていたのですが、みんなでできることを話し合いました。
第1回目なので、顔合わせのために簡単な自己紹介をした後に、新型コロナウイルス対応を考えできる「鬼ごっこ」や「ゲーム」等の計画を立てました。
手洗い、換気、マスク着用等気をつけることや次回の活動予定を確認しました。
今日の献立は、「たけのこご飯、鮭フライ(タルタルソース)、わかめ和え、新たまねぎの味噌汁」でした。
ところで、今月の給食センターのめあては、「ただしい食事のマナーをみにつけよう」です。
給食を食べている時の姿勢に気をつけて教室を回ってみました。食器に手を添えたり、はしを正しく使ったりする子が増えてきています。
特に、はしの持ち方には気をつけさせて、指導していきたいと思います。
コロナウイルス対応に対して、一番重要と考えられる「手洗い」を注意喚起するために、「見える化」を図りました。
実際に、手洗い場に目の前に張ってあると、自然に手を洗う時間が長くなりました。しばらく、子ども達の手洗いの様子を見ていきたいと思います。
上学年の様子です。
4年生は、国語科で「文章を段落に分け書かれた内容をまとめる」学習でした。はじめ、中、終わりの文章構成や接続詞に気をつけたりしながら学習を深めていました。
5年1組は、社会科で「輪中の地形を生かしどのように農業に生かしているか」考える学習でした。教科書や資料を調べながら、自分の考えをノートにまとめていました。
5年2組は、理科で「発芽した子葉がなぜしぼむのか」観察してきた自分たちの発芽した苗を写真で振り返り、考えを深める時間でした。
6年1組は、算数科で「分数の計算問題を自分たちで作る」学習でした。5分の2×3の意味が分かっていないと、問題は作れません。自分の言葉で、友達に説明をさせながら理解を深めさせていました。
6年2組は、図工科で立体「想像のつばさをひろげて」のイメージを広げて、構想を練る時間でした。水の流れの勢いから、形を変え想像させる等、イメージを膨らませやすいように写真を見せながら学習に取り組ませていました。
醸芳っ子は、1時間1時間を大切に、そして真剣に「本物の学び」を目指して、地に足をつけて取り組んでいます。
学校を再開して、まだ一週間も経っていないのですが、どの学年の子ども達も落ち着いて学習に取り組んでいます。
「話を聴く力」「ノートに書く力」を重点に、今だからこそ身につけなければならないこと、今できることに力を入れています。
1年1組は、国語科で小さな「っ」の書き方の学習で、全体で空書きをした後自分のノートに書く位置に気をつけさせて書かせていました。子ども達は、姿勢も良く鉛筆の持ち方にも気をつけて書くことができていました。
1年2組は、国語科で登場人物のくまさんになって読もうの学習でした。場面絵を提示され、子ども達は自分なりの言葉で、話す人の方を見ながら発表を聴いていました。
2年1組は、算数科で「47-15のけい算の仕方」を学習していました。日常生活のお金と結びつけながら考えさせ、1年生の学習を思い出させながら学習をしていました。
2年2組も、算数科で1組と同じ「47ー15のけい算の仕方」の学習でした。ブロックを使って、一人一人の理解の様子を確かめながら、できた子を称賛し練習問題に取り組ませていました。
3年2組は、算数科で「12÷3の計算の仕方」の学習をしていました。同じ数ずつ分けるためには割り算を使い、初めて二けたの数を割る意味やその書き方を覚えていました。
今日の給食の献立は、「切れ目入りコッペパン、チリコンカン、ブロッコリーサラダ、かぶと春キャベツのスープ、キウイフルーツ」でした。
チリコンカンは、子ども達には人気のメニューですが、さらに今日の「切れ目入りパン」は、一個一個袋詰めをしてあり衛生面に配慮したパンでした。
週の始めの給食です。おいしさも、ボリュームも満点の給食でした。
新型コロナウイルスについて、日々違った角度から情報が報告されています。文部科学省やスポーツ庁等からも毎日のように通知が出されています。県教委や桑折町教育委員会の指導の下にこれからも、全力で子ども達のために教育活動に取り組んで参ります。
さて、この度、福島県立医大の先生方が中心となって、医療面から健康を考えてくださっている所からも参考になる「お知らせ」がありました。
子ども達の安全、安心な環境作りを、保護者の皆さんと「チーム醸芳」で取り組んでいきましょう。
1、2年生が2、3校時に、生活科で学校探検を行いました。本来だと、4月の中旬に2年生が1年生のお世話をしながら、校舎案内をする予定でしたが、臨時休業になってしまったために今回になってしまいました。
多人数のために、少人数で校舎内を回れるように2回に分けて、体育館で交流し合うグループと探検するグループに分かれました。
2年生は、お兄さん、お姉さんになった気持ちでお世話をし、指示に従って1年生も前の人との間隔をとって校舎内を移動することができました。
2年生の代表児童の感想は
「1年生といっしょに学校をたんけんしてたのしかったです。またいっしょに勉強したいです。」
「1年生と仲良くなれてよかったです。何か分からないことがあったらおしえてあげたいです。」
1年生の代表児童の感想は
「2年生のお兄さん、お姉さんがとてもやさしかったです。」
「手作りのメダルをもらって、うれしかったです。たいせつにしたいです。」
という声が聞かれました。
本来は、探検バックを持って質問や調べたことを「学習カード」にまとめられればよかったのですが、今回の学習のねらいを1、2年生のかかわりを深め合うことにおき、新型コロナウイルスにも配慮した内容で学習しました。
何度も計画し直し、細かな所まで準備をしてきた1,2年の担任と2時間続きの生活科の学習をやり遂げた1,2年生の醸芳っ子に大きな、大きなはなまるをあげたいと思います。
今日の給食のメニューは、「ご飯、牛乳、ふりかけ、ソーセージ入り卵焼き、たけのこのおかか煮、油麩の味噌汁」でした。
今が旬の食材である「たけのこ」をふんだんに使って、かつお節で味付けがしてあり食感もシャキシャキしてご飯にとても合いました。子ども達も、美味しそうに食べていました。
本日5月21日(木)会田教育長様と指導主事中村先生がおいでになり、学校再開にあたり子ども達の学習の様子と安心安全な学習環境の視察をされました。
会田教育長様から
<取組への評価・称賛していただいた点>
○4月、第1回の訪問の時と比べると、どの学年も子ども達が落ち着いて学習に取り組んでいる。
○学校再開をし2日目であるが、落ち着いて子ども達が授業に取り組めている。
○新型コロナウイルス対応のために、手洗い場の足形や4年生の学習室を利用した学習形態、給食指導の工夫について感謝したい。
○新型コロナウイルス対応のための教育的配慮をできる限り行ってほしい。尚一層保護者の皆様から、安心感と信頼感が寄せられる学校経営をしてほしい。
<今後の工夫・改善点>
●各教室の教師用机、ゴミ箱等の配置、ロッカーの使用の仕方の工夫し、隣の子と机との間隔を広げる。
●特別教室についてもできる限り、コロナウイルス対応を実施する。
・音楽室の児童の机の間隔を広げる。
・図書室のテーブル等の消毒を実施する。
●子ども自身に、マスク着用や距離(ソーシャルディスタンス)が身につくように指導してほしい。
・マスクを着用する習慣、距離を空ける習慣が身につくように、保健(学級活動)授業、日常指導等の充実を図る。
・マスク着用、距離等について、意識化、行動、習慣化が図られるように、まず教職員が意識し、指導の工夫をする。
●子ども自身の自己指導能力を高めるための授業研究会(授業)を行ってほしい。
・コロナウイルス対応の配慮ができる学級、学校は、学力が身に付く。
・「教育的配慮」を重視した取組を優先し行ってほしい。
指導主事中村先生より
○各学級、学校全体でコロナウイルス対応に取り組んでいることが分かり、その取組に感謝したい。
○日々の授業でも、コロナウイルス対応に対応した授業を実践してほしい。
・決められた時間に手洗いやうがい、換気をする。
・現状を踏まえ、「書く力」「伝える力」を育てる授業を実施する。
・コロナウイルス対応など、ねらいを明確にした授業を実施する。
ご指導いただいた点を教職員で再確認し、できるところから改善して明日からの指導に生かして参ります。
明日から
○ 「マ」マスク 「キ」キョリ 「カ」カンキ 「テ」テアライの習慣化
・整列、移動の場面 → 間隔を空けて
・一斉指導の場面 → 2回に分け て説明(密を避ける)
・給食指導の場面 → グループ毎に(グループ、名前を呼んで)
片付け 一人ずつ食べた順等
・登下校時、休み時間等の昇降口 → 止まらない、間隔を空けて
○ 学校全体で、「聴く力」「書く力」を育てる。
今日の給食は、「わかめご飯、牛乳、鳥のカレー揚げ、きゅうりとかぶの漬物、新ジャガイモの味噌汁」でした。
わかめご飯ですが、磯の香りとご飯と唐揚げにマッチし子ども達も喜んで食べていました。
また、今日からコロナウイルス対応により、一番人数が多い4年生を教室と学習室の2つに分けて給食をとるようにしました。コロナウイルスが落ち着くまでしばらくの間、2つに分けて給食指導を行っていきます。
3年1組は、教頭先生と書写の時間で、毛筆の基本としての準備の仕方、筆の使い方の学習をしていました。
4年生は、国語科で「メモの取り方の学習」について、これからどの教科の学習にも生かすことができる大切なポイントの学習でした。そのせいか、子ども達のノートを取るスピードも速かったように感じました。
6年1組は、算数科で書きながら挙手させたり、時間を意識してノートを取らせたりして、書く力を高めることに取り組んでいました。
6年2組は、算数科で「文字と式」のXを使った式の学習をしていました。今までは、□や○を使った式から、いよいよ中学校へつながる重要な学習で子ども達も真剣に担任の話を聞いていました。
かやの実学級は、算数科で数の学習を日常生活と関連させながら学習していました。担任の質問にも、しっかりと受け答えができていました。
現在は、「主体的・対話的で深い学び」の学習スタイルである「ペアやグループ学習」が思うようにできずに、試行錯誤の日々が続いています。
しかし、この状況だからこそ大切にしながら学習しなければならないことがあるはずです。
「しっかりと話を聴く力」
「自分の考えをノートに書く力」
学校再開にあたり、本校で毎日の授業で大切にしたいキーワードが見つかったように思います。
明日からも、地に足をつけ、「本物の学び」を目指した授業に取り組んでいきます。
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福島県伊達郡桑折町
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TEL 024-582-2014
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JR桑折駅より徒歩15分、福島交通バス梁川新道入口下車徒歩3分、 車の場合は国道4号線桑折町陣屋交差点下り線左折、桑折郵便局手前左折(車のナビでは体育館を案内されるので、桑折郵便局を目印においでください)
6年生が外国語の時間に、桑折町をPRする(もちろん英語で)動画を作成しましたので、どうぞお聞きください。
第32回全国花のまちづくりコンクールで「花のまちづくり入選」を受賞しました。R4.10.27
第55回花いっぱいコンクールで「奨励賞」を受賞しました。R4.11.30
第56回花いっぱいコンクールで「県教育長賞」を受賞しました。R5.11.27NEW!