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放射線教育(3・4年)

3・4年生は、鳥取大学研究推進機構研究基盤センターの北実(きたまこと)先生においでいただき、放射線教育を行いました。

放射線は、地球が誕生する前、宇宙が生まれたときから存在します。

私たちの身の回りにも存在します。

地面・空気・食べ物からも自然放射線は出ています。

温泉のラジウムなどもその一つ。健康治療にも役立っています。

微量の自然放射線は、体の中に入ってきても、

体には遺伝子の修復機能があり、心配はありません。

日常生活の中では、放射線の存在は目に見えません。

でも、「霧箱」を使った実験では、放射線を可視化できます。

「霧箱」は、「線源」(ランタンの芯など)を入れた黒いプラスチック容器です。

容器の中をアルコールで気化させて、ドライアイスで冷やします。

ライトを当てると、雲のような線が飛び出します。

タブレットで録画し、観察します。

放射線測定器でも確認します。

放射線は、過度に恐れることはありません。

しかし、放射線量が多いところに長時間いることは避けます。

福島県では、原発事故以来、除染が進んでいます。

正しい知識をもち、安全・安心な生活を送りたいものです。