こんなことがありました!

2018年11月の記事一覧

パイロット校「公開授業研究会」1(公開授業)

福島県教育委員会「学びのスタンダード」推進事業において指定を受けたパイロット校として、11月13日(火)「公開授業研究会」を開催しました。

テーマは、『主体的・対話的に深く学ぶ児童の育成』。公開授業は、「算数科」「音楽科」「自立活動」の3授業。県内外から約120名もの方に参加いただきました。

※詳細は、「H30学校だより」No.125、No.126をご覧ください。

<公開授業:算数科(5年)>

★比べ方を考えよう(単位量あたりの大きさ)・・・『こみ具合を、どのように比べればよいか?』

A,C2つの小屋があり、「小屋の面積」も「中にいるうさぎの数」も違う場合には・・・どちらが混んでいるかすぐに分からないという問いが生まれ、本時の中心に・・・。

(※ うさぎ小屋A(6㎡)にはうさぎが9匹、小屋C(5㎡)の中にはうさぎが8匹)

小屋の「面積」か、小屋の中にいるうさぎ「数」の一方にそろえればよいという考えで、それぞれが解決していきました。

「全国学力・学習状況調査」でも課題のある内容。この単元を通して、考え方をしっかり学んでいきます。

 

<公開授業:音楽科(6年)>

★「「曲想を味わおう」・・・『曲想にふさわしい表現の仕方は?』

『風を切って』の合奏。グループごとに楽器を決め、曲想にふさわしくするための工夫をしています。それを聴き合いながら、コメントを・・・。他のグループからのアドバイス・自分のグループでの話し合い(試しの演奏)により、よりふさわしい表現へと高まっていくのが分かりました。

次の時間は、最後の発表・・・。楽しみです。

 

<公開授業:自立活動(かやの実・桑の実)>

★「にこにこすっきりタイム」・・・『ルールをまもって、たのしくあそぼう!』

 

「遊び」には、生きていく上で大切な要素がたくさん隠れています。

・「2人がそれぞれ1本ずつ棒を持ち・・・持った棒を離したら相手の棒を取る」という活動では・・・「せいの…」と声をかけたりアイコンタクトしたりする必要が出てきます。

・「バランスボール」や「バランスボード」を人数の半分ずつ用意することで交替しながらの活動が生まれます。そこでは・・・「貸して…」→「いいよ」「ちょっとまって」という関わりが出てきます。

・「すごろく遊び」では・・・「サイコロを振る順番」「1回休みなどで、自分がサイコロを振れないときがある」などルールを守ることが大事になります。

4人の子どもたちは、やってみたいという思いをもって取り組みながら、相手の思いを感じ取り、よりよい関わり、よりよい学びをしていきました。

 

この学習から分かること・・・授業だけでなく休み時間や家庭など日常生活のあらゆる場面にも、人として成長するために学びの機会がたくさんあるということ。教員も親も、このような小さな機会を捉え、意図的に子どもに関わっていきたいものですね。

6年 授業研究会(理科)

11月9日(金)第6学年で、理科の授業研究会を行いました。

★理科「てこのはたらき」・・・『てこが平行につり合うときのきまりは?』

子どもたちは、「実験用てこ」がつり合うには・・・おもりの「数」や「位置」が関係していることに着目。

「実験用てこ」の『左うで』に吊るすおもりの位置と数を決め、『右うで』のどの位置におもり何個でつり合うかを調べることを確認したところで・・・グループごとに実験開始。

実験結果が出そろったところで、どのようなきまりがあると言えるかを個人で付箋に書き、その後グループ→グループのメンバー半分替え・・・交流。

最後に、見つけた「きまり」を発表し、全体で共有。

この「きまり」が、他の位置でも使えるか・・・これは、次回のお楽しみです。

 

<放課後>

←もちろんこの日も、参観した教員で授業の反省会

「火災予防・火災防止標語」表彰式

11月8日(木)本校「多目的室」にて、「火災予防・火災防止標語」表彰式が行われました。

主催は「桑折地区住民自治協議会」。

協議会長の 工藤 信悦 様をはじめ、役員の方が多数いらっしゃる中での表彰。

<5年生>

<6年生>

←本校 木村政文 校長より「謝辞」と「激励」

16名の皆さん、おめでとうございます!お祝い

受賞した子どもたちの標語は、今後桑折地区内に掲示されるとのことです。(桑折地区住民自治協議会より) 

持久走記録会(総括)

1年生にとっては「初めての」・・・6年生にとっては「最後の」持久走記録会。

子どもたちの懸命な走りを見ながら、「このような一つ一つの経験によって、子どもは成長していく」ということをあらためて感じていました。

目標をもつ→計画を立てる→努力する→辛いときもある→それを乗り越えようとまた努力する→少しずつ成果が表れる(なかなか表れないときもある)→結果として表れる(よくも悪くも)→次の目標を立てる→・・・

生きていく過程では、何事もこの繰り返しなのだと思います。

醸芳キッズよ! 次はどんな目標を立てますか?

今回の「校内持久走記録会」においては、たくさんの方にご参観・ご声援をいただきありがとうございました。

低・中・高学年の3部構成で開催しましたが、それぞれの部ごとに約100名ずつ・・・のべ300名ほどの方に足を運んでいただきました。

皆様のご声援が、子どもたちの大きなエネルギーになっていたことは間違いありません。

今後とも、ご協力・ご支援・ご声援をお願いいたします。

「持久走記録会」に向けては、これまで体育の時間に担任を中心に指導してきましたが、普段から支援員の皆さんが、子どもたちに愛情をいっぱい注ぎながら、一人一人に応じ学習への取組を支えています。

また、季節柄、朝になると校地内は落ち葉でいっぱいになっています。練習の直前やこの日も、子どもたちが走っている時に落ち葉で滑って転ばないようにと、支援員や用務員などのスタッフが落ち葉掃きをしていました。

 今後も、学校では組織的な協力体制・支援体制のもと、子どもたちをサポートしていきます。