※「醸芳」の文字は、木戸孝允 書
※「醸芳」の文字は、木戸孝允 書
10月18日(木)「幼小交流」を実施。学習発表会で披露する1,2年生のステージを園児が鑑賞するというもの。今回来校したのは、醸芳幼稚園の年長児73名です。
幼稚園児の鑑賞する態度の、なんと立派なこと・・・。「そんなに硬くならなくていいですよ」と、声をかけてしまいそうなほど・・・。
幼稚園で参観態度について先生方がしっかりご指導されていたのだと思いますが、それにしても驚きました。
幼稚園児が小学生のステージを食い入るように見ていたので、それに触発されたのか、いつにも増して気合いが入る1年生。ちょっとかっこいいお兄さん・お姉さんとしての姿を見せることができました。
73名の年長児は、来年春にそれぞれの小学校に分かれて入学します。今回の鑑賞をとおして、小学校生活に対する憧れを膨らませていることを期待しています。
10月23日(火)、町の教育委員さんが本校を視察されました。目的は、外国語活動について町の取組(学校の取組)を実際に知りたいとのこと。
本校(桑折町)の外国語活動の授業は、主に担任と英語指導協力員の2人で担当します。(担任1人の場合も)
教育改革の波は、外国語にも大きくやってきています。以前よりも「書く活動」が増えてきています。
授業参観後の懇談において・・・
ある教育委員さんからは・・・
「子どもたちが楽しそうに取り組んでいたのが印象的。少し安心した。しかし、以前よりも難しくなっていると感じた。」
学校では、英語指導協力員と打合せをしながら、子どもたちがより楽しく学べるように努めています。一方で、現場としては、外国語教育に関する環境整備がさらに整えばありがたいのは確かなことです。
福島県教育委員会主催で、毎年「福島県算数・数学ジュニアオリンピック」というものが開催されています。今年で7回目を数え、今年度は昨日行われたところです。
←「今年度のチラシ」と「昨年度の問題用紙(表紙)」
この企画はどういったものかというと・・・簡単に言えば、「頭を使う算数の問題を解くコンテスト」。
成績上位者にはメダルや楯が授与され、「先端技術の体験ツアー(1泊2日)」の副賞もあるというもの。小学生の部(5・6年生対象)と中学生の部(1~3年対象)に分かれています。今年度は、県内すべての会場を合わせて、1,400名を超える小中学生が参加。(本日の新聞記事より)
今回、本校からは6年生6名が参加しました。(希望参加。2学期始めに5,6年生全員に申込用紙とチラシ(白黒)を配付)
過日、このコンテストに向け、「学習会」を2度にわたり実施しました。
←問題を解く子どもたち
「学習会」の内容は・・・「過去に出題された問題を実際に解く」「解き方をみんなで話しながら確認する」など。
以下は、「学習会」で子どもたちが取り組んだ問題の一つです。(昨年度の問題の一部)
←こういう問題を「虫食い算」といいます。
一目見て「こんなの解けないよ~」と思われた方がたくさんいることでしょう。でも、この虫食い算は「わり算の筆算」を学習していれば解ける問題です。「そんなことを言っても、どうすればいいか分からない」という声が聞こえてきそうなのもよく分かります。
実際に、この「学習会」でも、子どもたちは頭を悩ませながら取り組んでいました。
自分の力で解決できたり・・・ 途中まではできたのだけど・・・ どこから手をつけようか・・・
問題に取り組んだ後に、「どこからどんなふうに解決していくか」を、6人と話しながらゆっくりと確認していくと、「まず、ここに2の数字が入って…」「そうそう」「次はどうする?」「12‐〇が7だから、ここは…」「あ~、そうか」・・・「そこに〇以上の数を入れると…できないから、そこに入る数は…」「な~るほど。気付かなかったけど、聞けば納得~」などなど。
難しい問題でもどこに解決の手がかりがあるかを試行錯誤することで、6人一人一人の中で考える楽しさが少しずつ膨らんできたように思われます。「なんだか面白くなってきた。もっとやってみたい。」というつぶやきから、その手ごたえが伝わってきました。
昨日、この6人はコンテストに参加し、難問にチャレンジしています。
どれだけできたか分かりません。解けた喜びを味わっているかもしれませんし、もしかしたら自分には難し過ぎとがっかりしているかもしれません。
でも、彼らの素晴らしいところは「チャレンジしたい」「チャレンジしよう」「チャレンジしてみようかな」と思い、一歩前に進めたこと。
「チャレンジ」は・・・見える世界を広げます。
「チャレンジ」から得たもので・・・人は大きく成長するものです。
6人の皆さん、今回、仮にあまりできなかったとしても、落ち込む必要はありません。君たちは、大きな大きな財産を得たのですから・・・。(それはすぐに目に見えるものではありませんが…)
この6人以外にも、様々な機会に「チャレンジ」している人が多いはず。(意識していないかもしれませんが)
これから先、ぜひ、「チャレンジできる自分」をつくっていってください。迷ったらチャレンジの方を選んでみよう。君たちならできるはず。がんばれ、醸芳キッズ!
※ 今年の問題が、本日10月22日(月)の新聞に掲載されていました。
感動と勇気を与えてくれた6年生に、会場から割れんばかりの拍手。
卒業まで残り5か月・・・ これからも夢や目標に向かって・・・ 今を精いっぱい生きていこう!
【6年 劇「白見の竜」】
小学校最後の「学習発表会」。一人一人が自分の役になりきり、迫真の演技。全校児童が固唾を飲んで見入るほど。
「正直・誠実さ」のテーマが観客にしっかり伝わる発表となりました。
〒969-1613
福島県伊達郡桑折町
字桑島三・2-8
TEL 024-582-2014
FAX 024-582-2021
JR桑折駅より徒歩15分、福島交通バス梁川新道入口下車徒歩3分、 車の場合は国道4号線桑折町陣屋交差点下り線左折、桑折郵便局手前左折(車のナビでは体育館を案内されるので、桑折郵便局を目印においでください)
6年生が外国語の時間に、桑折町をPRする(もちろん英語で)動画を作成しましたので、どうぞお聞きください。
第32回全国花のまちづくりコンクールで「花のまちづくり入選」を受賞しました。R4.10.27
第55回花いっぱいコンクールで「奨励賞」を受賞しました。R4.11.30
第56回花いっぱいコンクールで「県教育長賞」を受賞しました。R5.11.27NEW!