桑折町立伊達崎小学校 写真日記
第3回徹底反復漢字チェックテスト ~ 学年のまとめ
桑折町では、小学校で「読み・書き・計算」徹底反復学習を行っています。漢字は、各学年で習う漢字の8割は書けるように、9割できて合格となります。今日は、学年のまとめとして第3回チェックテストを行いました。学習は、継続することが大事です。ご家庭でも、少しの時間でも学習を継続するように、お子様の生活・学習習慣にご配慮お願いいたします。
※ アングルの関係で写っていない児童もおります。
1年生の漢字は完璧 2年生の漢字はどうかな?
1年生 終わって見直しの段階でした。
2年生 絶対に人の答えを見ない座席です。
3年生 テスト前問題集で復習して、チャイムで開始。
4年生 下の学年の漢字がだんだん増えます。
5年生 全集中!
6年生 しっかり復習して中学校でいいスタートを切れるように!
本日火曜日の朝の様子
7時40分 体育館でなわとびの練習の音がしました。「早いねえ。」
しばらくたって 2年生がやってきました。
教室に行ってみると 宿題の答えを合わせている児童がいました。考え込んでいる人がいます。
今日は保健日です。8時5分前に係が声をかけてフッ化物洗口を始めました。素晴らしい。
今日は保健日だけど、漢字もやっています。明日はテストです。
新年度に向けて 今日から新しい班長で登校
先月22日に安全集会で、登校班の班旗引継式が行われ、令和3年度の班長が決まりました。そして、今日から新しい班長が、自分の班の先頭に立ち登校しました。6年生は後ろの方で見守っていました。交通事故がないようにこれからの活動に期待しています。
今朝の吾妻連峰 種まきウサギが見え始めています。
新しい班長が先頭で登校 登校班は、北沢と舘沢が一緒になり全部で12班です。
6年生を送る会 3月3日 鼓笛引継式から
まずは 令和2年度 6年生を中心とした鼓笛隊
]
引継
令和3年度 伊達崎小学校鼓笛隊
6年生(卒業生)から在校生へ
各学年代表へ 心のこもったメッセージ
6年生退場
6年生を送る会 3月3日
昨日5年生が中心となって準備した「6年生を送る会」を行いました。コロナ禍の中時間を短縮するため、歌をカットし、マスクをしての会でしたが、卒業生と在校生の心温まる交流ができました。(本日は、鼓笛引継式の前までの様子をアップします。)
アーチをくぐって入場 階段の横は花吹雪当番
ありがとう 深々と礼
はじめのことば
校長先生の話 しっかり体を向けて聞いています
卒業お祝いの言葉
クイズ 「ヒント1 私は野菜です。」???
何だろう? あっ、多分。これでいい?
次は、バラバラの一字を組み合わせて、言葉をつくってください。
できた 「ぶかつどう」
こう並べて 「がんばって」 できた! ハイ!
「むずかしい」はむずかしかった。
それぞれの班の言葉をまとめると・・・
6年生へのプレゼント
開くと いいねえ。素敵なプレゼントです。
弥生3月 ~ 卒業間近
今日は3月3日、ひな祭りです。
伊達崎小学校では、6年生を送る会を行いました。(その様子は明日アップします。) 今日を含めて卒業式まで15日となりました。保健室前には、6年間の成長を振り返る内容が掲示してあります。伊達崎小学校の6年生は、6年間で身長が平均およそ35.4cm伸びたそうです。6年間の成長はすごいですねえ。
「外国語」 ~ 英語専科教員 阿部先生の最後の授業
今日の「外国語」は、英語専科教員阿部先生の今年度最後の授業でした。6年生は、2年間阿部先生に教えていただき、随分と上達したと思います。「小学校で学習した英語をもとにして、中学校に行ってさらにしっかり頑張ってください。」と励ましの言葉をいただきました。
今日の授業 学習課題 Goal
原稿
原稿見ないで話せるかな?
阿部先生が、子どもたちの声が入った You Tube ならぬ D Tube をつくってくれました。
阿部先生(中央)にお礼のセレモニー。レックス先生と浩子先生は、3月も授業をしてくださいます。
貴重なご助言をいただきました ~ 学校評議員会
評議員の皆様には、各学年の授業を参観していただいた後、協議していただきました。その中で、先日の地震をふまえた安全対策、少人数教育の推進、コロナ禍における家庭の状況の把握、コロナ禍における子どもたちの課題と学校教育の充実、外部スポーツ団体におけるコロナ対策、地域に誇りの持てる教育等、貴重なご助言をいただきました。
改めて、本校の教育を見直す指針としていきたいと思います。お忙しい中、学校にお出でいただき、誠にありがとうございました。
伊達崎稚児舞保存会 新聞記事
21日の伊達崎稚児舞保存会の発表会について、昨日の新聞(福島民報)に記事が掲載されました。
優美な舞 ~ 伊達崎稚児舞保存会 披露会
昨日、伊達崎公民館で伊達崎稚児舞保存会の披露会が行われました。例年熊野神社の祭礼で披露していましたが、今年は新型コロナウイルス感染症のために祭礼がなかったため、場が設定されました。保存会の子どもたちは、衣装を身にまとい、お囃子の音楽にあわせてゆったりとした優美な舞を披露しました。伊達崎の貴重な文化であり、楽しく活動している様子がとても良かったです。この保存会がますます発展することを願っています。この様子は、「広報 こおり」にも掲載される予定です。
あいさつの木
代表委員会の働きかけで、児童昇降口に「あいさつの木」がはり出されました。あいさつが上手だと思う人をカードに書いてはります。「6年生男子が、朝昇降口でみんなにあいさつしていたら、みんなが元気にあいさつをかえしてくれました。 6年 A.A」「金曜日の朝に6年生が昇降口で元気なあいさつをしていたので、来年元気なあいさつを受けつぎたいです。5年 O.N」「舘沢の班長のMちゃんが大きな声であいさつをしていた。2年k」「登校班の班長のSちゃんが、大きな声であいさつしていた。2年Y」など、それぞれのカードに書かれていました。あいさつで元気でさわやかな学校になるといいですね。
2月15日(月)の朝
2月13日深夜の地震の後、初めての登校日、子どもたちは6年生中心に始業前に掃除をしてくれました。素直で優しい子どもたちはいいなあと思いました。そして、ある教室の日めくりカレンダーには、相田みつをの言葉「いのち」が書かれていました。コロナ、災害に負けずに頑張りましょう。
写真は、2年生教室前。
「青い目の人形」は無事です。
今回の地震で「青い目の人形」は大丈夫でしたか?というご連絡をいただきました。人形は、ほとんど動きませんでした。このところベッティーちゃんは、意志がしっかりしている表情をしているように見えます。とても不思議なことです。
今日の授業の様子
土曜日の地震から丸2日たちました。子どもたちは、落ち着いてしっかりと授業に取り組んでいます。明日から国語と算数の学力テストなので、国語と算数は、学習のまとめの問題を解いている学年が多いです。2年生は、GIGAスクールサポーターの支援を受けて、パソコンでかけ算九九の練習をしていました。
明日の授業に向けて
昨夜の地震の被害に対応して、明日の授業に向けて、今朝から先生方が校舎内を整理整頓しました。
壁の崩落など、危険箇所の確認。
下の掃き掃除と養生テープで明示。
図書室の本棚が動き、本も落ちていました。
アフター 図書室 元どおり。
音楽準備室
アフター 音楽準備室 元どおり
通学路に大きな被害はない模様ですが、学区内では車両通行止めや石塀が倒れているところがあります。保護者の皆様には、登下校くれぐれも注意するよう、ご指導お願いいたします。
雛人形を飾りました 5年生女子
立春を過ぎ、暦の上では春です。3月3日雛祭りが近づいてきました。伊達崎小学校にある雛人形を、5年生女子が飾りました。人形についてあまりくわしくはありませんが、とてもきれいな人形だと思います。
実は、火曜日から時間をみて進めていました。並べ方や細かな持ち物は、なかなか迷いますねえ。
完成でーす!
テーブルマナー教室 ~ 6年生
今日の給食は、栄養教諭江口先生によるテーブルマナー教室でした。特別に用意されたコース料理を、順序よく、マナーを確認しながら食べました。
場所は、会議室でした。
メニューは、ポタージュスープ、米粉パン・バターロールパン、ハンバーグのきのこソースがけ、メロン、りんごジュースでした。
テーブルクロスがかけられ、雰囲気が出てます。
ナプキンは、半分に折り膝の上に置きます。
スープを飲むのに、なぜかうけている人がいます。
主菜のハンバーグは、ナイフとフォークの使って、左から切って食べます。(江口先生から)
おおいい感じです。
ちょっと緊張気味でしたが、マナーを守って食べました。・・・めでたし、めでたし。
この字は何という字でしょう?
桑折町の各小学校では、徹底反復学習で漢字をしっかりと覚えるために、時間内に正確に書けるかというテストを実施しています。そこで、漢字について全般的に興味をもってもらうため、本校では階段の掲示板に定期的にクイズを出しています。古代漢字の書体の一つである篆書での出題です。皆さん、わかりますか?
雪遊び ~ 子どもたちは雪が好き?
今週は、連日朝うっすらと雪が降りました。なぜか、子どもたちは雪遊びが好きです。
1年生の子どもたち。(昨日)
大きな雪玉できました。(昨日)
「私たちは、私たちでつくっているんです。」・・・もめないでくださいね。(昨日)
そんなに雪は多くないけど、そりすべり。(昨日)
僕は、3段につくったんだよ。(今日)
大きな雪玉を3つ繋いで、なぜここで腹筋運動なの? (今日)
溶け出し、崩れ始めた雪は、なぜかキックの対象に・・・。 (今日)
今はもうほとんど雪は溶け、残った雪玉が遺跡のようです。(今日午後3時)
プルタブ益金を桑折町社会福祉協議会へ寄付しました。
児童会代表委員会の呼びかけで集めたプルタブの益金を、桑折町社会福祉協議会に寄付しました。熊谷会長さんから、「益金は、桑折町の福祉に役立てます。」とのお話をいただきました。さらに、「伊達崎小学校の子どもたちが、大きな声であいさつをしてくれるので、とても励まされ、元気になる。これからも、しっかりとあいさつをしてください。」とおほめの言葉をいただきました。代表の6年生は、しっかりと熊谷さんの目をみながらお話しを聞いていました。昨年12月、「学校に子どもは通っていないのだけれど、・・・」と言いながら、わざわざプルタブを届けてくださった方がいました。感謝です。
代表児童が、プルタブ益金を会長さんにお渡ししました。
熊谷会長さんから、あいさつについてのお話。しっかり聞く6年生。
南郷?の方が、昨年12月ビンの中にいっぱいのプルタブを持ってきてくださいました。お名前をお聞きする間もなく、お帰りになりました。・・・ありがとうございました。
昨日の給食 節分
昨日は、節分でした。豆まきをしない代わりに、給食のメニューに加えて、PTA会費で購入した豆を出しました。今日から立春、まだ寒い朝を迎えましたが、悪い鬼を追い払って元気に過ごしましょう。
机の上には、節分の豆、食べている人もいます。
自分たちで衛生検査 3年生
火曜日は、保健日です。フッ化物洗口の後は、衛生検査です。3年生は、係の3人を中心に、ハンカチ、ティッシュ、ツメ、上履きなどを自分たちでしっかりと検査していました。
今朝の風景 ~ 地域の方々、職員の支えに感謝
昨日までの雪、そして厳しい冷え込みの中、子どもたちの登校への影響を心配しながら少し早めに出勤しました。学校の周りの道路、駐車場はしっかりと除雪してありました。地域の佐藤さんが昨日のうちに除雪してくださいました。そして、同じく昨日、本校職員が昇降口前の除雪をし、また別の職員が校庭に登校用の道をつくってくれていました。おかげで、子どもたちはスムーズに登校できました。佐藤さんに御礼の電話を差し上げたところ、「子どもたちをよろしくお願いします。」とのことでした。今日は1日(ついたち)、交差点では寒い中地域の方が交通指導をしてくれていました。皆さんにただ感謝です。
駐車場
学校北側の道 手前は冷え込みで凍っていました。
校庭の道
昇降口前
安全の日 交通指導
保健体育委員会 手洗い実験
昨日の保健体育委員会では、感染症対策で手洗いを励行するために、委員が「手洗い実験」を行い、手のどんなところに汚れが残るのかを確かめました。汚れが残っているところが白くなるので、子どもたちは興味をもって実験を進めていました。
委員会開始。
まず、洗う前に観察して、水洗いで観察して、そして石けんで洗って観察します。
どこに汚れが残るか予想します。
洗っていくと、だんだん汚れは落ちますが、指のすき間と爪の周りに汚れが残りやすいようです。
※ 写真は、同一人物のものではありません。
実験結果について、発表しました。
徹底反復学習 チェックテストに向けて
桑折町で取り組んでいる徹底反復学習のチェックテストが、来週実施されます。そこに向けて、全校体制で重点的に取り組んでいます。1年生も朝8時5分になる前から準備を始め、集中して学習していました。
百ます計算始めます。「よーい、始め。」
百ます計算が終わると漢字です。
DHK 伊達崎放送局 今日の昼の放送はクイズがいっぱい!
テレビ画面の写真です。
保健体育委員会から、今日の給食とのかかわりでクイズ。「納豆菌は一種類である。〇か✕か」答えは「✕です。」ちなみに、主に納豆に使われるのは代表的な3種類ですが、納豆菌の種類は数万以上あるそうです。
次は、放送委員会から4年生から6年生の漢字のテスト(読み方とあてはまる漢字)です。
「答えは?」
「② ③ ③ です。皆さん、いろんな漢字を覚えましょう。」
※ 徹底反復学習で漢字テストをやっていますが、みんな漢字に興味をもってくれるといいですね。2つの委員会のとてもいい活動でした。
コンピュータに音符を入力すると・・・
桑折町では、国のGIGAスクール構想を受け、4月から子どもたち一人一人にタブレットを配付してコンピュータなどを使える力を高めようとしています。今日は、各校を巡回しているコンピュータの専門知識をもつGIGAスクールサポーターに、2年生の音楽の授業をサポートしていただきました。
コンピュータに音符を入力すると、その曲が流れます。子どもたちは「かえるのがっしょう」と「かっこう」のどちらかを選び、コンピュータに必死に入力していました。
学校だより 「蒼穹 第18号」
本日発行の学校だより「蒼穹」です。隔週で発行しています。
中学校に入ったら~ 6年生 外国語の授業
昨日の6年生の外国語の授業の課題(Goal)は、「中学校で入りたい部活と楽しみたい行事を伝えよう」でした。 6年生は、中学校入学に向けて小学校のまとめの時期に入ってきました。入りたい部活動はサッカー部やバドミントン部など、楽しみたい行事は修学旅行など、それぞれに中学校生活を想像しながら楽しく活動していました。
手洗いポスター作り 保健体育委員会
保健体育委員会は、1月に「手洗いポスター作り」を計画しています。朝登校してから徹底反復学習が始まる前の時間を使って、積極的にポスター作りに励んでいました。完成したら掲示します。現在、福島県は新型コロナウイルス緊急対策の期間です。意識を高め感染予防をするために頑張っています。
ふれあいタイム 読書活動 読書に集中
3学期も3週目に入りました。昼休み後、今日のふれあいタイムは読書でした。子どもたちは、昼休みの遊びやなわとびから気持ちを切り替えて、静かに読書に集中していました。読んでいた本は、ことわざ、感染症、短編小説、そして、アメリカ公民権運動の絵本など様々でした。
6年生の様子
5年生の様子
CF. 本の紹介
「年頭に歴史を紐解く」との関連でダウンロードできる本と専門書を紹介します。
1 『桑折学のすすめ~郷土愛を育むために』
「桑折学のすすめ」で検索すると、桑折町ホームページの該当ページが見つかります。そこで無料でダウロード できます。(PDFファイル:29.8MB)
2 『伊達一族の中世』 福島大学名誉教授 伊藤喜良 著 (吉川弘文館)
写真は新聞記事。
町民の皆様への緊急メッセージ 桑折町長 高橋宣博
1月13日,桑折町高橋町長より,下記のとおり「町民の皆様への緊急メッセージ」が出されました。緊急対策の徹底にご協力いただきますよう,よろしくお願いいたします。なお、動画もご覧ください。
動画
教育長メッセージ「新学期開始にあたってのごあいさつ」
1月8日桑折町教育委員会会田智康教育長より、保育所・幼稚園・小中学校の保護者の皆様へのメッセージがyoutubeにアップロードされました。3学期の教育活動や感染症対策へのご協力のお願いについてのメッセージです。どうぞご覧ください。
第3学期始業式
令和2年度第3学期が始まりました。寒い中、子どもたちは元気に登校しました。始業式は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大をふまえて、放送で行いました。
校長式辞
あけましておめでとうございます。
3学期は1月から3月まで、登校するのは50日です。この3か月で今年度のまとめをし、進級の準備をしましょう。1年生にも下級生が入ってきて、6年生は卒業して中学生になります。自信をもって進めるように頑張りましょう。
コロナの感染が広がっているので、マスクをつけるなどの対策をしっかりとりましょう。
3学期 なわとび 読み書き計算 まとめの学習 鼓笛 終了式・卒業証書授与式 がんばるモー
※ 子どもたちの3学期の目標の発表は、15日のふれあいタイムで行います。
年頭にあたり歴史を紐解く3 伊達崎小学校開校の経緯
「年頭にあたり歴史を紐解く」3回目となりました。今回は、歴史ある伊達崎小学校の開校の経緯について、学校沿革誌を紐解きたいと思います。
『明治34年度以降 学校沿革誌乙編 伊達郡伊達崎小学校尋常高等小学校』から
※ 明治34年は、西暦1901年。上の写真は、今から120年前、20世紀初年度の学校沿革誌です。ちなみに大日本帝国憲法公布が1989年、施行が1890年。1902年に日英同盟。1904年に日露戦争が始まります。
一 開設以来沿革の大要 ※本文の送り仮名はカタカナです。句読点を入れひらがなで表記します。
明治維新に際し、旧来の寺子屋教育に満足せず、国民教育の普及を画(本文は画の旧字 読み=くぎ)らんが為め、明治5年を以て学制の領布ありたり。この時にあたり、本村に於いては亀岡彦左エ門氏等奔走尽力し、他村に率先して之が設備を謀り、明治5年10月21日大林寺内40坪を借り受け校舎に充て、西山正躬外数氏を聘して教師となし、以て生徒を集め教育を施したり。此れ本村に小学校を設けたる嚆矢(こうし=物事の始まり)となす。当時の右?区(学区)を伊達崎、上郡、下郡、谷地、塚野目の五ケ村とす。
<解説>
江戸時代には藩が260以上あり、それぞれ独立した政治を行っていました。明治政府にとっては、日本という一つの国にまとめ、西洋諸国の植民地になることを防ぐことが大きな課題でした(富国強兵政策)。教育の面では、寺子屋の生活に即した読み書きそろばん中心の教育から、西洋諸国に追いつこうと国の科学技術力を高めるための教育へと転換する方向が出されました。その施策の一つが「学制」の発布です。しかし、当時、家庭の大事な労働力でもあった子どもを義務として学校に通わせることには、地域によっては大きな反発がありました。伊達崎でいち早く小学校をつくったということに、当時の人々の気概と地域の先進性を感じます。
※ 今回をもって、「年頭にあたり歴史を紐解く」は終わります。『沿革誌 伊達郡伊達崎村』そして『明治34年度以降 学校沿革誌乙編 伊達郡伊達崎小学校尋常高等小学校』から、改めて伊達崎地区、伊達崎小学校の歴史を知ることができました。
明日から3学期が始まります。コロナ禍で首都圏の1都3県に緊急事態宣言が発令され、福島県内の感染も拡大しているところですが、子どもたちの健康に配慮しながら、充実した3学期にしたいと考えております。よろしくお願いいたします。
年頭にあたり歴史を紐解く2 今も農地に欠かせない水を供給する西根堰
昨日に引き続き、『沿革誌 伊達郡伊達崎村』(1954年・昭和29年12月発行)から、西根堰の部分を掲載します。
一 元伊達崎村(大字伊達崎)
天正18年(365年前)、伊達政宗、豊臣の勢いに服し、豊臣の家臣蒲生氏郷の所領となり、その子秀行慶長3年(357年前)下野国宇都宮に移り、上杉景勝之に代わり、その頃西根郷40ケ村の支配者佐藤新右衛門家忠は西根堰開鑿の事業を起こし、元和4年(337年前)3月に着手して下堰を工築、続いて古川善兵衛重吉はさらに上堰の工を起こし、寛永2年(330年前)3月竣工した。この両堰は当地方の殖産興業に貢献する所極めて大にしてその徳沢を感謝して西根神社に祀る。
<解説> 『桑折学のすすめ ~郷土愛をはぐくむために』から (P52)
西根堰がつくられた背景
上杉家は会津、置賜、伊達・信夫の120万石でしたが、関ヶ原の合戦で西軍に味方したため、徳川家康によって米沢・伊達・信夫の30万石に減封されました。しかし、家臣5千人をそのまま召し抱えたために藩の財政はとても厳しく、新田開発で耕作地を増やし、年貢を確保しなければなりませんでした。そのために必要だったのが用水路であり、西根堰が開削されることとなりました。
※ 一昨年12月にアフガニスタンで亡くなられた中村哲医師の番組が昨年12月に放映されました。中村哲医師は,アフガニスタンに27kmの用水路を建設して人々の暮らしを支え、アフガニスタンの人々から敬愛されています。昨年伊達崎を潤す下堰をたどる中、用水が水田だけでなく桑折町の主要な作物である桃の栽培にも使われていることを知り、西根堰の大切さを改めて感じたところです。先人の努力に感謝です。
西根堰見学 4年生
昨年12月16日、雪の中西根堰を見学してきました。荒天の中お世話いただいた水土里ネット石川様、大変ありがとうございました。
昨春の西根堰(下堰)
年頭にあたり歴史を紐解く ~ 伊達政宗の「伊達」は、伊達郡の「伊達」
伊達崎小学校には、明治5年の開校以来の学校沿革誌や学校日誌等の記録とともに、戦争中の記録や旧伊達崎村の記録などが非常に良くよく保存されています。年頭にあたり、『沿革誌 伊達郡伊達崎村』(昭和29年12月 町村合併時に発刊)から、旧伊達崎村の歴史を、阿武隈川の河線による村の境界の変遷と伊達氏の入部までたどってみたいと思います。書き下さず原文をそのまま載せますが、意味はわかると思います。
ところでみなさん知っていましたか? 戦国武将伊達政宗の「伊達」は、伊達郡の「伊達」なのです。
※ 申し訳ありません。耐火金庫に保管してありますが、薄い冊子で皺がよっています。
発刊のことば
昭和28年10月町村合併推進法が施行され、本村も之に順応して昭和29年12月31日伊達崎村を廃し新に桑折町として発足することになった次第であるが、この村の沿革の概要を記述して村民各位と共に往時を懐古して永遠の発展を祈念いたしたいと存じます。
昭和29年12月31日 伊達崎村長 石幡吉左衛門
※昭和29年は、1954年です。
伊達崎村沿革誌
本村は元伊達崎村、上郡村並びに下郡村三ケ村を合して現在の伊達崎村を成したるものにして、遠い昔に遡りその紀元経過を詳らかにすることは出来ませんが、記録、伝説等に依り知り得た範囲に於いて記述す。而して維新以前については多少異なるので、各村別に列記する。
一 元伊達崎村(大字伊達崎)
本村は伊達西根郷に属し、東南中瀬村(保原町中瀬)及び向川原村(現在の粟野村大字向川原)は本村より分離したるもので、この2ケ村は以前本村熊野神社を氏神として、又現に本村満蔵寺の檀家両村に散在して居り、その昔阿武隈川が箱崎愛宕の下より急に東に折れ、伏黒村の南を流れ、保原町の西北を横切り、粟野村の古川沼を通り、梁川の西で広瀬川に合流し五十沢村に入る。その後数次の洪水に依り河線変遷の結果本村を貫通し、今日の如く中瀬向川原は対岸となり、遂に延宝6年(277年前)代官国領半兵衛支配の時代に分村するものと云う。
常陸国真壁郡伊佐(茨城)の常陸介朝家(朝宗?)の子爲宗、爲重、資綱、爲家等が従軍し、信夫郡石那坂に於いて佐藤荘司等18人を討ち取り、その軍功により父朝宗に当伊達郡を賜り、居城を高舘(睦合村万正寺)に定め、之より伊達氏を名乗り、本村はその治下となり、その6男実綱本村西舘に居城を構えたと云う。今も舘沢部落に式部坂あり。実綱の子孫式部宗光の屋敷と関係あるものの如く、その付近に東舘、西舘、猪の馬場、又舘下に深町、目古町、岩の町、横町等昔の城下町が現在の字名として残されている。
<解説>
文治5(1189)年、源頼朝が平泉に本拠地を置く奥州藤原氏と戦い滅ぼした奥州合戦がありました。奥州合戦の主戦場が、福島盆地の入り口の石那坂と出口の阿津賀志山(厚樫山)です。鎌倉幕府の正史「吾妻鏡」には、常陸入道念西(後の伊達常陸入道念西=伊達朝宗)の子が、石那坂で活躍した様子が描かれています。
桑折町役場新庁舎開庁式
昭和32年に供用が開始され60年以上にわたり桑折町民に親しまれてきた旧庁舎から、昨年10月に完成した時代のニーズを踏まえた「町民のための庁舎」への移転がすみ、今日からの業務開始に伴って「桑折町役場開庁式」が行われました。
開庁式においては、町長あいさつ、祝電披露、テープカットの後、町内各小中学校2名ずつの代表による「くす玉割り」が行われました。学校ごとに学年が割り当てられ、伊達崎小学校からは5年生が参加しました。緊張した雰囲気の中、しっかりと役割を果たしました。
コロナ禍の中ですが、希望に満ちた新年が始まりました。
新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染拡大の中の年明けとなりましたが、残りの7日間健全な生活習慣を心がけ、コロナに負けずに元気に過ごし、3学期をむかえましょう。
2学期を振り返って ギューリック3世との交流
1927年(昭和2年)にアメリカから日本に「友情人形」を贈ってくれたギューリック博士のお孫さんであり、伊達崎小学校の「青い目の人形」に“ベティ”という名前とパスポートを送ってくださったギューリック3世と、9月~10月に手紙の交流をしました。
子どもたちからの絵入りのメッセージに対して、ギューリック3世から心温まるお手紙が届きました。来年も何かしらの形で交流を続けていきたいと思っています。
子どもたちのメッセージを掲載した学校だより
ギューリック3世からの手紙 本文
訳文
2学期を振り返って 森の案内人 蓮沼昇さんによる森林学習 12月9日(水) 5,6年生
12月9日(水)森の案内人蓮沼さんによる森林学習を行いました。5年生は、樹木や森についてのお話しを真剣に聞いてまとめていました。6年生は、用意していただいた木材やアルファベットの飾りなどを使って、思い思いの本立てをつくりました。蓮沼さん、ためになるお話しや本立て製作のご指導、大変ありがとうございました。
学校だより 「蒼穹」第15号第17号
学校だより「蒼穹」第15号「新型コロナの見通しについて~NHKスペシャルから」と第17号「2学期を振り返って~終業式で話したこと~」を添付いたします。コロナ禍な中でも子どもたちはよく頑張り、それぞれに成長がみられました。冬休みも、引き続きコロナ対策をして健康に留意し、学習に取り組むなど充実したものにできるようよろしくお願いいたします。
令和2年度2学期終了 お世話になりました
今日で、89日間の2学期が終了しました。1学期にできなかった運動会をスポーツ集会として実施したことをはじめ、今年度最初の授業参観、学習発表会を縮小しての学年発表会と、コロナ禍の中での行事等について、保護者及び地域の皆様にご理解とご協力を賜りましたこと、誠にありがとうございました。3学期もぜひ元気でむかえることができるようご自愛ください。そしてお子様の健康管理をよろしくお願いいたします。
感染状況をふまえ、終業式を放送で行いました。
2学期の反省と冬休みのめあての発表 2年 4年 6年
1人の発表が終わるたびに、机の消毒をしました。そして、マイク、カメラも消毒しました。
地域の皆様のご厚意に感謝いたします。
2学期も残すところ、今日と明日の2日間になりました。溶けた雪が凍って、今朝の道路は大変滑りやすくなっていました。先週から今週の降雪にあたっては、学校周辺および通学路について、保護者及び地域の皆様が雪かきをしてくださって、子どもたちは滞りなく登校することができました。誠にありがとうございました。交通安全協会伊達崎部会、交通安全母の会などの皆様方、とりわけ大槻様斎藤様には、毎朝登下校の見守りをしていただき心より感謝いたします。
あと2日、子どもたちにはしっかりと2学期のまとめをさせ、有意義な冬休みにできるよう指導いたします。
今朝の登校の様子
昨日が冬至、7時過ぎても太陽はまだ低い。
まだ田んぼ一帯には、薄く霧が立ちこめていました。
学校前の横断歩道、信号機の柱のあたりが凍っています。気をつけてわたりましょう。
コロナ対策への取組重点期間 12月21日~12月23日
福島市でのクラスターの連続発生に伴う「新型コロナ緊急警報」の発令から、県北地区全体での感染拡大が懸念されます。伊達崎小学校でも、本日から終業式までの3日間を「コロナ対策への取組重点期間」として、マスク着用、手洗い・うがい、手指消毒等の徹底を図って取り組みます。
ご家庭におかれましても、全国的に家庭内感染が増えていることから、2学期終了から3学期始めにかけて、特に感染拡大防止策に取り組まれますよう、よろしくお願いいたします。
なお、これから1月まで桑折町教育委員会主催で各小中学校が参加して、「コロナに打ち勝て桑折っ子プロジェクト」を行います。お子様の目標と計画を確認して、応援していただければと思います。よろしくお願いします。
2学期を振り返って 12月4日 「花育」 6年生
JAふくしま未来の佐藤様松本様のコーディネートで、華道家元池坊の阿部ひろみ先生、斎藤愛子先生をお招きして、「花育」として生け花を教えていただきました。6年生は、真剣に楽しみながら花を生けていました。大変ありがとうございました。
「読み・書き・計算の徹底反復学習」研修会
12月と1月は、桑折町の各小学校で実践している「読み・書き・計算の徹底反復学習」の重点実施期間です。今日は、その効果的な方法を学ぶ研修会を行いました。
5年生は、先生方が参観する中、担任の先生の短い指示で、10分間に音読、百ます計算、漢字の書き取りにスムーズに集中して取り組んでいました。1月も頑張って、2月にいい結果を出しましょう。
チャイムとともに音読開始
次は百ます計算
次は漢字・・・集中、集中
雪だるま
昨日、何人かの子どもたちが、うっすらと積もった雪をかき集めて、校庭の芝草が入った雪だるまをつくりました。下校時、雪だるまの周りには、何人かの子どもたちが入れ替わり立ち替わり集まりました。いたずらしないかな? ちょっと心配でしたが、みんな優しい気持ちでそっとしておきました。今日は、その雪だるまの上に白い雪が積もっています。・・・良かったねえ、雪だるまさん。
租税教室 6年生 「もし税金がなくなったら・・?」
桑折町税務住民課石幡様、安彦様にお出でいただき、6年生対象の租税教室を行っていただきました。子どもたちは、「もし税金がなくなったら、私たちの社会はどうなるか。」についてのDVDを視聴し、その後クイズを解き、税金の大切さについて考えをまとめました。石畑様、安彦様、大変ありがとうございました。
DVDを視聴
クイズを解く
1番だと思う人?
今年最後のレックス先生の授業は・・・2年生
昨日14日は、ALTレックス先生の今年最後の授業でした。クリスマスに関係した様々な単語を学習しました。全部興味があるけれど、子どもたちの期待は、プレゼントを持ってくるサンタクロースでした。
さあ、何が出てくるでしょうか?
bellはどんな音がしますか? ・・・ring、ring・・・ring、ring
これは何ですか?
もうクリスマスツリーを飾った家は? 早いなあ・・・。
この歌はもしかすると・・「赤鼻のトナカイ」かな?
たしかに「赤鼻のトナカイ」だ。えっ、どんな振り付けかなあ・・・
桑折の食べ物紹介
6年生が英語で美味しい桑折の食べ物を紹介していますので是非ご覧ください。
福島県学校歯科保健優良校努力賞受賞!
第5回小中学生まちづくり大賞 福島民報社賞受賞!
「子どもたちがかがやく福島の学校」福島県教育委員会公式noteへのリンク
https://fukushimapref-edu.note.jp/n/nc7715547adf1
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