こんなことがありました!

2021年5月の記事一覧

6年生「西山城見学事前学習会」を行いました。

 6年生は、本町のシンボル「西山城」について学習しました。来週31日に見学学習を行いますが、その前に事前学習を行いどんな歴史があるのか概要だけ、生涯学習課の井沼様から教えていただきました。

 令和3年度、桑折町では「山城サミット全国大会」を開催する予定です。そして、6年生はその全国大会でポスターで発表することにもなっています。歴史学習に興味ある子は、目を丸くして真剣に聞き入っていました。

 「歴史に興味があるので、勉強になりました。来週の見学が楽しみです」「なぜ戦いが行われたのか、説明してもらいよく分かりました。西山城の歴史がよく分かりました。教えていただきありがとうございました」

 6年生代表児童が、校長室で生の感想を井沼様に直接話してくれました。感想も態度もとても立派な6年生で、今日も感心させられました。講師の井沼様の説明が、とても分かりやすく「本物の学び」を経験した醸芳っ子の心に、伊達種宗が深く刻まれた一日となりました。

 桑折町「西山城跡」とは

 1532年(天文元年)ごろに陸奥国守護に任じられていた伊達稙宗(14代)が築き、1548年(天文17年)に嫡男の伊達晴宗が米沢に移るまで、戦国大名伊達氏の本拠であった山城です。

 城は大きく本丸・二ノ丸を中心とした部分と、中館・西館を中心とする部分に分けられ、発掘調査の結果、本丸には伊達稙宗の政治の場となったとみられる建物跡など、伊達氏本拠時の遺構が残されています。中館・西館は、戦国時代末期に再び大改修されていることがわかっています。

 ぜひ、多くの方々が来町され、「西山城跡」を見学される日が来ることを願うばかりです。