2020年6月の記事一覧
伊達崎小学校の「青い目の人形」
伊達崎小学校の校長室には、「青い目の人形」があります。今年4月末、本校のホームページでそのことを知った伊達市の永野泉さんが訪ねてこられました。その永野さんが、今日は本校の「青い目の人形」のために靴を購入し、洋服も持ってきてくださいました。
「青い目の人形」は、日本からアメリカに帰国した宣教師ギューリック博士が、日米関係が悪化する中、やがて大人になる子どもたちが相互に理解し友好的な関係を結ぶようになることを願って、1927年(昭和2年)に日本に送ったものです。日本側の窓口は、新1万円札に肖像画が載る渋沢栄一でした。日本に送られた人形の総数は、12,739体に及びます。
福島県には323体送られましたが、現存が確認されているのは、17体です。伊達崎小学校の「青い目の人形」は17体には数えられておらず、18体めということになります。
永野さんは、『青い目の人形 メリーの旅』の著書がある兵庫県の西村恭子さんと連絡を取ってくださいました。さらに、西村さんはギューリック3世(ギューリック博士のお孫さん)と連絡を取り、アメリカから名前とパスポートを送ってくださるということになりました。
これから「青い目の人形」についてもっと勉強して、子どもたちにお話ししていこうと思います。
西村恭子さん『青い目の人形 メリーの旅』「青い目の人形」(友情人形)の配布数と現存数の地図から P37
今日お持ちいただいた靴を履いて、洋服を着た「青い目の人形」
永野泉さんと「青い目の人形」
箱に入った「青い目の人形」
箱の側面に書かれた「青い目の人形」の謂われ。
名前が消された跡がある。1941年(昭和16年)日米開戦後、この人形がどんな運命をたどったかは定かではない。しかし、誰かがこの人形を守った結果現存している。
桑折の食べ物紹介
6年生が英語で美味しい桑折の食べ物を紹介していますので是非ご覧ください。
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「子どもたちがかがやく福島の学校」福島県教育委員会公式noteへのリンク
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