みなさん、こんにちは。
半田醸芳小学校は、福島県中通り地方の北に位置する桑折町、かつて日本三大鉱山の一つ「半田銀山」(明治時代、五代友厚が経営)として栄えた半田山のふもとにある、児童数97名、教職員16名の学校です。校名は、「半田」という地名と「醸芳」という言葉を組み合わせていますが、「醸芳」とは、明治天皇の巡幸の供としてこの地を訪れた木戸孝允によって書かれた書に由来しており、人材育成の意味があるそうです。
本校の教育目標は「考える子(知・夢いっぱい)、思いやりのある子(徳・笑顔いっぱい)、たくましい子(体・元気いっぱい)」です。令和5年11月には,創立150周年記念式典を行いました。
令和6年度はスローガンに「”プラスワン+” さらに高い目標に向かってチェンジandチャレンジ」を掲げ,主体性,粘り強さ,向上心,創意工夫する力を育成することで教育目標の達成をめざします。
学校経営の基本理念は「半田プライドを胸に、ふるさとを愛し、高い志と強い意志をもち、地域とともに学ぶ半田っ子の育成」です。この「半田プライド」とは、歴史と伝統を誇る半田醸芳小学校の根底に脈々と流れる「醸芳」の精神や、「半田銀山」にまつわる勤労意欲、不屈の精神、人間尊重のことです。優しさと強さを兼ね備えた子どもの育成に向け、様々な教育活動を展開しています。
半田醸芳小学校ならではの特色ある教育活動として、地域素材を活用した学習があります。まずは、伝承文化の継承として、無形文化財に指定されている「半田銀山祇園ばやし」に取り組んでおり、町行事や学習発表会などで発表しています。また、「ふるさと学」として、ほたるの学習、だんごさし体験、学校田での米作り、西山城の学習、半田銀山の歴史学習など、地域の方々に教えていただきながら、ふるさと半田のよさや魅力を学んでいます。環境学習としては、平成10年に結成された緑の少年団があり、緑化活動や奉仕活動に取り組んでいます。
創意を生かした教育活動としては、始業前の時間に、「朝マラソン」「朝ダッシュ」「朝なわとび」を行い、体力向上を図っています。朝の活動には、「チャレンジタイム」(音読,百マス計算,漢字など徹底反復練習)、「朝読書」など、学力向上の基礎を養っています。また、昼の時間には、全校生で縦割り班活動を行う「ふれあいタイム」、個別指導の時間として「ちょこっとタイム」、「読書タイム」も設定しています。
桑折町は、こども園、小中学校の共通目標「15歳の姿」を策定しています。「高い志を持って、自分の将来を切り拓いていこうとしている15歳」の姿を目指し、15年間の成長を見据えた教育を実施しています。教育内容を充実させ、育ちと学びをしっかりとつなぐことができるよう、本校教職員一同、頑張っています。
今年度も,どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年4月 半田醸芳小学校長 丹野 潔
R5 桑折町の食べ物紹介
6年生が英語でおいしい桑折町の食べ物を紹介していますので是非お聞きください。
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