日本のフォント問題が 解決
2017年12月24日 20時46分 12月24日(日)午後7時のニュースを見ていると,電子メールの文字化けについて報じていました。吉の上が,士ではなく土のものを含んだ文章が「・」になってしまう。南相馬市では,新しく作った電子地図が随所で文字化け「・」になると,ちょっと残念な内容で全国放送されていました。
しかし,これら外字をPC上で全て表示可能になるのだそうです。邊と邉 一点辶,二点辶。自の部分が自か白か。自や白の下がわかんむり(ヮ)かうかんむり(ウ)か。自の場合ワ冠に着くか,離れるか。等を入れると20種類くらいあるのです。
番組によれば,斎藤の斎は,斎,齋,齊,斉の4つが登録されている文字なのですが,戸籍上許されている「斎」の表現は全部で60種類もあるそうです。
草冠は,「艸」がおおもとなのです。一般的には,草みたいなものですが,漢字の十(十十)みたいに離れたもの,左が十右が├(十├),左が┤右が+(┤+)(罫線を利用したので表示が変です)があります。ここまでやってくれるのでしょうか。
辶は,一点と二点を用意し,道は,2種類用意されるのでしょうか。
令は,このパターンと,「、」と「マ」の組合せの両方を作り出すのでしょうか。
日本で使用する漢字6万語のうち,漢字コードで使用されているのはせいぜい1万語。だそうです。
これからは,ユニコードで意味不明な,外国の文字(ハングル,アラビア…これくらいしか知りません)に混じって,あと5万語の妙な?漢字フォントが入るのです。
このようにして,フォントメーカーは,収入増になるでしょうが,外字を作るソフトとそのメーカーは,「過去のソフト」「昔あった仕事」となっていくのです。