研修メモ

2018年7月の記事一覧

これからの英語教育で大切にしたいこと

英語情報 2018夏号より抜粋

 

英語教育セミナー2018

特別講演

これからの英語教育で大切にしたいこと

~新しい学習指導要領を踏まえて~

琉球大学教育学部 大城 賢 教授

 

 

・「相手が一生懸命聞いてくれれば、話す側もうれしく

 相手に分かりやすく自分の考えや気持ちを伝えようと

 する姿勢が生まれます」

 

・「外国語の学習は言葉の学習であり、言葉には自分の

 考えや気持ちを伝える役割、人と人をつなぐ役割があ

 ること、教室は言葉を学ぶ場であって、実際に使う場

 である。」

 

・「新学習指導要領でも記述があるように、小学校の外

 国語活動では、子どもたちは友達と関わり合い、やり

 取りを通じて友達や自分のよさを再認識し、他者理解

 や自尊感情が育まれます。また、外国語科では、相手

 の話を注意深く聞いて、相手の思いを理解しようとし

 たり、自分が持っている知識を活用して自分の思いを

 伝えようとしたりする体験を通じて、コミュニケーシ

 ョンの難しさや大切さを感じることが重要です。」

 

・「学習指導要領は、学びの地図です。小学校の先生だ

 けでなく、専科教員、指導主事、中学校や高等学校お

 よび大学の先生、教科書会社、そして保護者まで、み

 んなが同じ地図を見ていることが大切です。小学校で

 は学級担任、専科教員、ALT、JET、地域人材な

 ど多様な人が関わります。関わる人が増えるほど、こ

 の学びの地図が重要なのです。」

 

・「コミュニケーションを行う目的・場所・状況を明確

 に設定すること」「言語活動は、目的・場所・状況に

 応じて行うものであり、学習指導要領では言語活動と

 は『実際に英語を用いて互いの考えや気持ちを伝え合

 う活動を意味する。』と再定義しています。高学年で

 教科化されることによって、読むことや書くことが導

 入されますが、考えや気持ちを伝え合う要素がない活

 動、たとえば、発音練習や機械的に英語の文字を書く

 活動などは、言語活動ではなく練習です.練習だけで終

 わることがないように留意する必要があります」

 

  学びの地図の共有

  言葉の学習

  など、ポイントがわかりやすく説明されています。

  

  

考え続けること   小学校時報7 No.803より

小学校時報7 教育随想より抜粋

「大切なことは、考え続けることです。

 考えをやめた時、

 生み出す力は、ゼロになる」

 北星鉛筆株式会社代表取締役社長 杉谷 和俊

 私の好きな言葉に

 「子ども叱るな、来た道だ、年寄り笑うな、行く道だ」

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 人間は、考えたことしか実現できません

 「何を夢見て、何を考えるか」が時代を生き抜く大きな問題です。

 

 考え方のクセ

 1 将棋やオセロは誰でも一手を打てますが、相手が

  どのような手で来るかを考えるように、まず相手の気持ち

  見ている人、家族、友だちとみんなの気持ちを考え、行動

  すること。みんなが応援してくれるようになると、自分の

  夢が叶う。

 2 アリの目線と鳥の目線で考えること。

   アリは、細かい部分がよく見えますが、全体は見えません。

   鳥の目線で全体・時代の流れを見ます。この二つの目線を

   行ったり来たりして同時に全体を考えます。

   考える時の、クセとして考え続ける、アイデアがひらめい

   たら、実行する。この繰り返しが大切だと考えています。

 

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