本校は,福島県北部の伊達郡桑折町の中学校です。
小学校・家庭・地域との連接協働を基盤に,生きる力を育み,社会に貢献できる生徒を育成する活力ある学校を目指しています。
学校点景
◇校庭より校舎を臨む
◇太田良平氏の彫刻「清麗」 ◇正門より校舎を臨む
「醸芳」の名の由来
明治時代の初め,明治天皇が桑折町で休息を取られた際,随行の木戸孝充がこの地に「醸芳」の書を与えたことで,町民が大切に継承してきています。
「醸」とは酒を醸すこと,「芳」とは香りある花のことです。これを総合して解釈すると「賢者能士を育成すること,あたかも米麹に和して酒を熟成するよう盛んに多くの人材を育成すること」になります。
町民から親しまれ,愛されている本校の名に,人々の教育への思いが読み取れます。今,わたしたちは「醸芳」の名にふさわしい教育を行うべく努力しております。
令和6年度 生徒数
男子 | 女子 | 合計 | |
1学年 | 50 名 | 44名 | 94 名 |
2学年 | 38 名 | 31名 | 64 名 |
3学年 | 36名 | 45 名 | 81名 |
合計 | 124名 | 120名 | 224名 |
沿革
昭和22年 新制桑折町立醸芳中学校,半田村立半田中学校,伊達崎村立伊達崎中学校,睦合村立睦合中学校創立。
昭和25年 桑折町半田村組合立醸芳中学校創立,各分校舎で授業,新校舎建築に着手。
昭和29年 町村合併で桑折町立醸芳中学校と改称。
昭和36年 醸芳,伊達崎,睦合各中学校を統合し,桑折町立醸芳中学校となる。
平成 3年 新校舎新築着工(現在地)。
平成 5年 新校舎,体育館完成。移転,開校。
平成11年 新制服制定。エコ製品採用によりブレザーの制服となる。
平成22年 校舎に太陽光発電ソーラーパネル設置。
桑折町立醸芳中学校のホームページをご覧いだたき、ありがとうございます。
本校は、桑折町のほぼ中心付近に立地し、多くの伝説が語り継がれる半田沼を山懐に横たえる、江戸幕府直轄の半田銀山として大いに栄えたことに由来する名山、半田山を北西に仰ぎ、南東に東北の秀峰としてそびえる霊峰霊山の山並みを眺め、春には桃の花や菜の花に囲まれるなど、風光明媚な自然環境に恵まれた地域にあります。
学校紹介にある「醸芳の名の由来」が示すとおり、本校は、歴史と伝統のある学校です。昭和22年新制桑折町立醸芳中学校として発足し、昭和25年、初代校長高田哲太郎氏が着任し、半田村立半田中学校と組合立を組み創立。昭和29年の町村合併を経て、昭和36年に伊達崎中学校と睦合中学校を統合して、現在の桑折町立醸芳中学校になりました。今年は、創立76年目を迎えております。
平成5年に、現在の新校舎・体育館が現在地に建設され、旧校舎から移転しましたので、校舎・体育館は31年目を迎えております。外観も内観も、29年経過しているとは思えないほどきれいで、新築当時から大切に校舎や体育館が使われてきたことがわかり、地域全体の誇り高き文化が継承され、気高き風土として根付いていることをうかがい知ることができます。
歴史と文化そして教育の町である桑折町では、義務が教育修了する15歳の成長した姿を「人間としての基本を身に付け、強みを発揮して、たくましく未来を切り拓いていく桑折っ子」ととらえ、保護者、地域の皆様、桑折町教育委員会、保育所、幼稚園、学校等、教育に関わる者すべてで共有しています。桑折の子どもたち全員が、郷土の宝として、望ましい成長ができるよう、町全体で応援していることが、他市町村にはない、数多くの様々な教育施策や関連事業から伝わってきます。
本校では、教育目標として
「自立」 自ら学び、考え判断、行動し、自分を高める生徒
「利他」 思いやりをもち、協力して、他者や社会のためにつくす生徒
「健康」 命を大切にし、心身ともに健康で体力を高める生徒
「努力」 何事にも真剣に取り組む生徒
を掲げ、変化の激しい時代を生きるために必要な資質・能力を身につけた、賢者能士の育成をめざしております。桑の葉をデザインした校章に込められた、「町の歴史を忘れないでほしい」という先人の願いを心に刻み、町内唯一の中学校として、地域の皆様、保護者の皆様の温かいご支援をいただきながら、生徒の教育に取り組んでおります。
また、学区内にある小学校として、桑折町立醸芳小学校、桑折町立睦合小学校、桑折町立半田醸芳小学校、桑折町立伊達崎小学校の4校があり、幼稚園として、桑折町立醸芳幼稚園が1園あり、6園校で連携を密にして教育実践を進めております。
私は、校長として、教職員がやりがいを持って働き充実した教育活動を展開することで、生徒が生き生きと学べる学校をづくりに努めてまいります。
地域の皆様、保護者の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
醸芳中学校校長 菅野 重德
JR桑折駅から福島駅行バスにて
梁川新道入口停留所下車(約5分)
梁川新道入口停留所から徒歩10分
JR福島駅から藤田行バスにて
道下停留所下車(約60分)
道下停留所から徒歩8分
東北自動車道 国見ICから車で7分
〒969-1661
福島県伊達郡桑折町
大字上郡字柳下5番地
TEL 024-582-3162
FAX 024-582-3157
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