
桑折町教育委員会では、脳科学研究で有名な川島隆太先生の理論を取り入れた教育施策、教育実践を進めています。その1つとして、川島先生の著書である「読書がたくましい脳をつくる」という本を町が中学生全員に配付しています。
また、4年前には、川島先生を本校にお呼びし、直接お話しをいただいたり、生徒とやりとりをしていただいたりしました。その際、生徒達は、大変刺激を受けました。
そこで、日曜日の授業参観の午後、全校生徒や保護者で川島先生とのもとで働いている榊先生のお話を聞き、それを受けて生徒同士が話し合う時間を設定しました。
榊先生の講話では、拍手をしたり表示された文字を読んだりとゲーム性のあるワークショップを通して、脳は使えば使うほど鍛えられることを教えていただきました。
スマートフォンを使う時間と学力の関係やデジタル機器を用いた学習時間と学習効果の関係についてもわかりやすく説明してくださいました。
スマートフォンやゲーム機を使う時間を自分で制御したり管理したりすることが大切だという話がありましたが、これは将来にも生きてくることだと思いました。
講話の後、学級で「自分がこれから大切にしたい生活習慣と実行するための工夫」について話し合いがなされました。自分で決めたことを守ることができれば、より充実した生活を送ることができると思います。
昨日、用事があって学校に来たら、用務員さんが駐車場や校地内一方通行の案内のためのライン引きをしていました。毎日多くの業務を行っているので、休日なのですが、作業をしてくださいました。保護者の皆様、表示やラインに従って安全に駐車お願いいたします。

毎日暑い日が続いていますが、用務員さんはフル回転です。サツキの花も終わり、その間から草も伸びてきたので、ヘッジトリマーできれいにしていただきました、ヘッジトリマーを使った方はわかるかもしれませんが、あれだけの面積のサツキの上の部分を平らにするのはなかなかできません。さらに、側面をまっすぐに刈るのも難易度が高いことです。私も、用務員さんからヘッジトリマーの使い方のこつを教えてもらい、自宅の庭木を切ったらうまくいきました。
また、今日は雨なのですが、カッパを着て、中庭をきれいにしていただきました。雨なので、ヘッジトリマーは使えません。飛び出している雑草や植木の下に生えているシダなど手作業で抜いていました。
さらに、校舎内のトイレのドアの蝶番が経年劣化で壊れてしまい、その部品がなくてどうしようか相談したら、今使っていない場所から同じものをはずしてきて、あっという間にお金もかけず元通りになりました。このような作業を見るたび、「廃品活用の魔術師」だと改めて思いました。この表現は、私が勝手に名付けたものです。

6月28日と29日に県立高校、私立高校の先生方を招き、高校説明会を実施しました。中体連の支部大会・県北大会が終わり、一段落という時期になりました。まだ、県大会を控えている生徒もいますが、多くの3年生は本格的に学習に取り組むようになります。体育館や3階ふれあいホールは暑かったのですが、どの生徒も真剣に高校の先生の話を聞いていました。保護者の方も多く参加されていました。部活動を引退し、すぐには気持ちを切り替えるのは難しい面もありますが、早めに自分の目標を決め、こつこつと努力してほしいと思います。よく聞く言葉に、「夏を制するものは受験を制す」「受験は団体戦」などがありますが、本当にそのとおりだと思います。頑張れ!醸中生!!!
