王林学習(3年)
2025年6月19日 18時02分本日、3年生は総合的な学習の時間に、桑折町社会福祉協議会の大槻隆徳さんにお越しいただき、
桑折町発祥の果実「王林」について学習しました。
「王林」は、桑折町の農家、大槻只之助さんによって育成された果物です。
大槻隆徳さんは、只之助さんのひ孫にあたります。
大槻只之助さんは、昭和6年からりんごの品種改良に取り組み、
ゴールデンデリシャスに印度をかけあわせて育てました。
その後、伊達果実農協の組合長の大森常重さんが、
「りんごの中の王様」という意味を込め、
「王林」と命名したそうです。
王林は、酸味が少なく、甘さが多いりんごです。
桑折町の農家が「王林会」を立ち上げ、栽培を盛んにし、
全国各地に広がりました。
王林の原木は、食害虫の被害により衰弱しましたが、
原木の根元から伸びた枝を生長させ、後世に残すことに成功しました。
王林は、珍しい青りんごです。
果実表面のポツポツとしたそばかすのような点が特徴的です。
みなさんもその香りと味を楽しんでください。
大槻隆徳さん、お話ありがとうございました。