校長あいさつ
校長あいさつ
桑折町は、福島県中通り北部、福島市と伊達市、国見町に隣接した位置にあります。仙台藩伊達氏発祥の地としても知られており、江戸時代以前は奥州街道と羽州街道が交わる要所として栄え、かつて「奥の細道」で松尾芭蕉もこの地を通りました。果物の生産も盛んで、20年以上連続で皇室・宮家への献上桃として指定を受けている「献上桃の郷」です。また、リンゴの品種である「王林」発祥の地でもあります。
歴史と文化に恵まれた桑折町の中心部に立地している醸芳小学校は、明治6年に公立学校「桑折小学校」として創立され、令和6年度で151年目を迎えます。校名になっている「醸芳」とは、人材育成を意味しており、明治巡幸の供として当地域を訪れた木戸孝允の書にも残され、校宝となっています。
令和6年度、本校は児童数274名、教職員36名でスタートしました。本校の教育目標は「よく考えて学ぶ子ども 親切で思いやりのある子ども 健康で明るい子ども」です。また、醸芳小学校の合言葉は「こつこつ とことん あきらめない」です。こつこつ(継続)とことん(徹底)あきらめない(根気)の精神、つまり自分の目標に向かって努力、挑戦することの大切さを、子どもたちに教えていきます。この精神は、これまでずっと伝統として醸芳小学校の根底にあるものであり、これこそ「醸芳」の精神だと考えます。教職員も子どもたちも、「こつこつ とことん あきらめず」に頑張って取り組んでいきます。
醸芳小学校は、歴史と伝統のある、伊達地区を代表するすばらしい学校です。子どもたち一人ひとりの可能性を伸ばせるよう、教職員一同、力を合わせて取り組んでまいります。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
令和6年4月8日 桑折町立醸芳小学校長 花輪 忠康
(創立150周年記念式典での校長あいさつ)
醸芳小学校は、保護者の皆様そして地域の方々に支えられ、9月16日をもって創立150周年を迎えることができました。これもひとえに、ご来賓の皆様をはじめ、地域の方々の多大なるご支援ご厚誼の賜物と、心より感謝申し上げます。この間、6900名を超える数多くの卒業生が本校を飛び立ち、各方面でご活躍されております。髙橋町長様も醸芳小学校の卒業生です。(略)
学校が誕生して150年。様々な困難もあったことでしょう。明治27年には、コレラなど疫病が流行して長期間学校が休業になったり、昭和19年になると、戦争が激しくなって東京方面から多くの学童が疎開してきたりしました。平成23年には東日本大震災、令和3年4年と福島県沖地震も経験しました。そんな困難を乗り越え、現在まで醸芳小学校のよき伝統をつないできました。(略)
最近では、ICT教育が盛んになり、平成22年に各教室に電子黒板が、令和2年には一人一台のタブレットが整備されました。今では当たり前となりましたが、ICT機器を活用した授業がどんどん増えていきました。
醸芳小学校は、令和3年に、花いっぱいコンクールで「県知事賞」、令和4年に全国花のまちづくりコンクールで「入選」するなど、花いっぱいの環境が評価されています。この花いっぱい運動は、用務員さんや飼育栽培委員会を中心に、現在も続けられています。(略)
今年、創立150周年の記念樹として「ハナミズキ」を2本、校庭の北側に植えました。「ハナミズキ」の花言葉は「永続性」。醸芳小学校がこれからも桑折町の中心校として発展してくれることを切に望んでいます。(略)
これからも「こつこつ とことん あきらめない」精神で、醸芳小学校のよき伝統を守ってまいります。地域の方々には、今後とも醸芳小学校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和5年9月22日 桑折町立醸芳小学校長 遠藤 和宏