こんなことがありました

伝統を継ぐということ

 今日の昼休み。一番遠い3階会議室から太鼓の音が聞こえてきます。

 覗いてみると,3年生と5年生が「半田銀山祇園ばやし」の自主練習をしていました。太鼓は4年生までですが,3年生の「もっと大きな音でたたきたい」という願いを受け止め,先生の働きかけがあったかも知れませんが,5年生が鉦でリズムをとってあげながら経験を伝えていました。

 「半田銀山祇園ばやし」は本校の大切な伝統です。太鼓や鉦のたたき方はもちろん,「もっと上手になりたい」と自主練習に取り組む前向きな姿勢,後輩達に優しくアドバイスする思いやりの心など,子供たちは生活する上で大切なこともしっかりと引き継いでいるようで嬉しくなりました。

 「大きな音になってきたね。」先輩に褒められてはにかむ後ろ姿がとても頼もしく映りました。