こんなことがありました

「戦争」と「平和」について考える(6年生)

 6年生は,町教育委員会から大木指導主事を講師としてお招きし「平和学習」を実施しました。子供たちはこれまでの歴史学習でいろいろな「戦い」「戦争」について学習してきましたが,歴史的事象の一つとしてとらえることが中心で,一つの戦争について多面的に深く追究することはあまりありませんでした。

 本時では,大木先生が資料や音源,エピソード等の豊富な資料を通して,「戦いと戦争の違い」「太平洋戦争の加害と被害」「原子爆弾の投下」などについて分かりやすく説明してくださいました。特に,ギューリック博士が子供たちの幸福と日米の友好のために送った「青い目の人形」については,本物の人形を目の前にし,その過酷な運命に思いを馳せていました。そして,戦争の悲惨さを実感し,改めて平和への思いを強くしました。

 2時間の授業を通して,一人一人が「戦争とはどういうものか。」「平和を守るために大切なことは何か。」について真剣に考え,まとめることができました。貴重な学習の場を提供していただいた大木先生に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。