こんなことがありました

臨時休業15日目

臨時休業15日目です。

お知らせしましたとおり、来週18日(月)19日(火)は午前中までの登校、そして20日(水)からいよいよ通常通りの授業(給食あり)が開始されます。4月21日(火)から始まった臨時休業、本当に長かったですね。

この臨時休業期間中、「オンライン授業」というワードがニュースで大きく取り上げられましたが、文部科学省が全国の自治体に調査したものがあります。

「新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した公立学校における学習指導等の取組状況について」(4/16調査)

「臨時休業中の家庭学習はどのように行われているか」

教科書や紙の教材を活用した家庭学習               100%
テレビ放送を活用した家庭学習                 24%
教育委員会が独自に作成した授業動画を活用した家庭学習     10%
上記以外のデジタル教科書やデジタル教材を活用した家庭学習   29%
同時双方向型のオンライン指導を通じた家庭学習              5%
その他                             12% (※複数回答あり)

全国の公立学校では、双方向型のオンライン授業を行っているのはわずか5%と、まだまだ普及していない状況です。これは、ICT活用環境が十分に整っていないことが挙げられます。政府のGIGAスクール構想の実現に向け、児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを整備する計画が進んでいますが、1人1台の端末は令和5年度までかかるようですし、通信環境、教材の開発、指導体制の整備、指導者や児童のスキルなど課題も多くあります。学校現場としても、早期の実現を期待しているところです。