親と子の読書活動等に関する調査のまとめに
子どもの読書活動を推進するために必要なことが
まとめられていますので、紹介したいと思います。
家読を進めていく上で、参考になればと思います。
子どもの読書活動を推進するために必要なこと
として、学校では「読書の時間の設定」、家庭で
は「本のことについて話をする」、「図書館へ連
れて行く」、地域では「公共図書館における児童
コーナーの設置や児童書の充実」があげられた。
<保護者調査>
学校での活動は「読書の時間の設定(70.6パー
セント)」、「読み聞かせ(47.9パーセント)」、
「調べ学習など図書館を使った学習の充実(43.4
パーセント)」などが多い。
家庭での活動は「本のことについて話をする
(56.3パーセント)」、「図書館へ連れて行く
(50パーセント)」、「子どもが本を読んだら
ほめる(47.6パーセント)」などが多い。
地域での活動は「公共図書館における児童コ
ーナーの設置や児童書の充実(62.2パーセント)」
「読書に関するイベントの実施や広報活動の充
実(31.5パーセント)」などが多い。
保護者の支援が子どもの読書活動へ及ぼす影響
★「家に本をたくさん置く」、「図書館に連れて
行く」などの支援を保護者がしている場合、その
家庭では本を読むことが好きな児童・生徒の割合
が高い子どもの読書活動を推進するための活動を
実施している場合、本を読むことが好きな児童・
生徒の割合が多い。特に、「家に本をたくさん置
く」、「図書館に連れて行く」の2項目では、実
施していない場合と比べて本を読むことが好きな
児童・生徒の割合が高い。
読み聞かせをしていなかった保護者の子ども
は、一か月の間に本を一冊も読まなかった割合
が高い。
以上となります。ご家庭で、どのようにお子さん
に関わることで、本を読む子どもに育っていくの
か、多くのヒントがあると思います。
ぜひ、ご家庭で実践してください。
本を読むことで、心豊かに成長することを願っています。