屈光性
2017年11月4日 21時16分 11月4日(土)校舎内を見回っていると,
鉢に植えられている植物の根元に(決して,歓迎されているわけではない)小さな植物が沢山生えています。この写真の左が,南側(窓側)です。こんなに小さな時から光を求め,光の方向に伸びようとしています。(屈光性)でも,これは,光を求める競争です。この競争に勝てそうにない植物は,日陰に生活することを選んでいます。こんなに密集しては,共倒れになってしまいます。折角生えてきてくれたのですが,間引かなければなりません。
間引いた杉の木で,割り箸を作るので,単純に,割り箸=自然破壊とは言えないのです。技術の栽培で学習したように,種を蒔くときは,沢山まいて,タイミングを見て良いものだけを残します。
桃や林檎もそうです。花の段階でかなり落とし,実にになっても2回ほど落とします(摘果)。そう,市場に出る桃や林檎は,かなりのエリートなのです。