いじめ防止について

 被災した子どもに関するいじめ報道があることは、とても悲しく残念なことです。平成25年に「いじめ防止対策推進法」が制定され、それに基づき各学校で基本方針を策定し、取り組んでいます。今日は、上級生を対象に校長からいじめ防止について、子どもたちに話をしました。「いじめは絶対に許さない」という理念のもと、心の教育(道徳教育)や体験活動の充実に取り組んで行きます。
<校長講話の内容>
1 「いじめ」の定義として
 自分はいじめるつもりではなくしたことでも、相手が「いじめられた」と思えば「いじめ」になること。
2 いじめを防ぐこととして
 こどもたちから、「気付かずに相手が嫌がっていることをしている人がいたら、教えてあげる」「かばってあげる」など素晴らしい意見が出ました。また、自分一人で抱え込まず、我慢せずにお家の人や学校の先生に話をしてほしいことを伝えました。
3 思いやりの心の大切さについて
 登校班の班長さんが、1年生の歩くスピードを考えて歩いていたり、一列になって歩くように優しく教えている姿を例に挙げ、相手を思いやる気持ちが大切であることを話しました。
4 十人十色
 「みんな違ってそれでいい」という話をしました。お互いの個性を認めあうことが大切であり、尊重されるところ、そして楽しい所と話しました。
 ※ お子さんの何か気になる点がございましたら、気軽に学校にご相談下さい。