こんなことがありました!

今日の学習の様子です!~感動の教材文の読み取りや算数科でおさえるべきポイント~

 4年1組は、国語科の感動教材「一つの花」の学習をしていました。

 あらすじは、戦争が激しく食料不足の時代で、ゆみ子の両親は育ち盛りの彼女にお腹いっぱい食べさせたくても食べさせてあげられなかった。ゆみ子の父が出征する事になり、出征の日、お母さんが出征するお父さんのために家に残っていた貴重なお米で作ったおにぎりを、ゆみ子は口癖「おにぎり一つちょうだい」と言って、お父さんのおにぎりを全部食べてしまう。ゆみ子はその後もおにぎりを「一つちょうだい」とねだるため、困ったお父さんが周囲を見渡し、一つだけ咲いた一輪のコスモスの花を摘んで「はい一つのお花。一つのお花大切にするんだよ」と言ってお父さんは汽車に乗る。その後お父さんは二度と帰って来ない。
 10年後、お母さんと2人暮らしのゆみ子は成長し、家の手伝いをするしっかり者の女の子になった。彼女が暮らす家の庭にはコスモスの花がたくさん咲いていた。という大体の内容ですが、読み取る側にはしっかりと時代の背景や言葉の意味を理解しながら教材を読む必要があります。

 「10年後の場面には、『なぜ一つだけ』が出てこないのか」話し合っていました。「大きく成長して幸せに暮らしているから」「ゆみ子が、お父さんからもらった花を大切にしてがんばっているから」など、自分の考えをノートに書き考えを出し合い深めていました。

 2年2組では、算数科「長さ」の学習で、「ものさしの長さ『○cm○mm』を『mm』であらわそう」の学習をしていました。1cmが10mmメートル。そして、ものさしのめもりの読み方、長さの測り方、単位の換算の仕方など、理解していないと解くことはできません。そこで、デジタル教科書を電子黒板を使って、「はじを揃える」「3cmは、30mm」など分かりやすく色ペンで確認しながら説明をしていました。全員が「わかった。もう一問練習問題をやりたい」の声が聞かれ、ポイントを押さえた指導の大切さを目の当たりにしました。

 「教材文をしっかりと解釈し発問を考えること」「つまずきそうなポイントを分かりやすく説明すること」

 今日も、「教師は授業で勝負する」姿勢が窺える授業でした。