※「醸芳」の文字は、木戸孝允 書
※「醸芳」の文字は、木戸孝允 書
← 朝、教室の黒板に書かれていた言葉
先週半ば、『オリーブの郷』の職員の方(本校保護者)から、うれしいご連絡をいただきました。
概要は以下のとおりです。
学習発表会後、本校2年生が『オリーブの郷』を訪問しダンスを披露したことに関してのこと。 感動した方(90歳の女性)が、誰にも言わず自ら2年生人数分の栞を作り、「子どもたちに何とか届けてほしい」旨を職員に伝えてきた。 ついては、「栞」とおばあちゃんが書いた「手紙」を届けに行くので、受け取ってほしい。 |
↓ いただいた栞
↓ いただいた手紙の内容の一部
去る10月24日午前中に元気のよい皆さんたちの訪問を受けて、そのときの感動が忘れることができなくて、今日は皆さんにお便りを書きました。 あの日の会場に皆さんたちが現れると、一斉に歓声が上がりました。待ち受けた拍手が大きく会場に響きました。私は涙もろく、目に一杯涙をためて、すぐ前に勢揃いした皆さんたちの顔がよく見えませんでした。 音楽に合わせて、皆さんたちの演技が始まりました。私たちは夢中でただ拍手を送るだけでした。 音楽に合わせて躍動する皆さんたちの演技に目を見張り感心するばかりでした。 ・・・・・略・・・・・ あの日皆さんたちの去られた後の会場では、ハンカチを目に当てて泣いていた人もおられました。誰だって皆さんたちの真剣に躍動された様子に感動しない人はおられなかったと思います。有難うございました。 最後に私からささやかな贈り物として栞を皆さんの人数だけ折りましたので、一枚ずつ貰ってください。私も日記帳にはさんで毎日使っています。 毎日その日の日記帳を捲る度、そして栞を目にする度、元気な皆さんのことを思い出しております。 ・・・・・略・・・・・ 皆さんたちから溢れんばかりの躍動感を貰ってから、年齢に拘わらずに生きていこうと思うことにしました。何かしら生きる力を貰ったように思います。嬉しく思っています。 何時かまたお逢い出来たらいいですね。ご機嫌よう |
※このお手紙は、とても達筆な文字で書かれていました。(難しい漢字もお使いになられ・・・感動)
届けていただいた次の日(12月20日)、それぞれの学級で子どもたちに「栞」と「手紙のコピー」を手渡しました。
おばあさんの思いを受け取ろうと・・・一点を見つめながら聴く子どもたち…
手紙を読みながら・・・感極まり目頭を熱くする担任…
手紙を両手で持ち・・・真剣な眼差しで文面に目をとおす子ども…
栞に込められた思いを知り・・・「お先にどうぞ…僕はどれでもいいから」と優しい心を表出する子ども…
栞を大事にしたいと・・・丁寧に丁寧に封筒に入れる子ども…
このとき、この空間には、余計な言葉はいりませんでした・・・みんな同じ気持ちでしたから・・・
また今回も、地域の方に子どもたちの「心」を豊かにしていただきました。心より感謝申し上げます、ありがとうございました。
〒969-1613
福島県伊達郡桑折町
字桑島三・2-8
TEL 024-582-2014
FAX 024-582-2021
JR桑折駅より徒歩15分、福島交通バス梁川新道入口下車徒歩3分、 車の場合は国道4号線桑折町陣屋交差点下り線左折、桑折郵便局手前左折(車のナビでは体育館を案内されるので、桑折郵便局を目印においでください)
6年生が外国語の時間に、桑折町をPRする(もちろん英語で)動画を作成しましたので、どうぞお聞きください。
第32回全国花のまちづくりコンクールで「花のまちづくり入選」を受賞しました。R4.10.27
第55回花いっぱいコンクールで「奨励賞」を受賞しました。R4.11.30
第56回花いっぱいコンクールで「県教育長賞」を受賞しました。R5.11.27NEW!