こんなことがありました!

6年2組国語科「目的や条件に応じて、計画的に話し合おう『みんなで楽しく過ごすために』」の授業研究を行いました!

   6年2組の遠藤教諭が、国語科「目的や条件に応じて、計画的に話し合おう『みんなで楽しく過ごすために』」の授業研究を行いました。

 授業のねらいを「相手とのつながりをつくる言葉を用いて話し合うことを通して、よりよい考えをまとめることができる」として授業を行いました。

 6年生として、自分とは違う立場を考慮し、試行錯誤しながらよりよい方法を考え「グループ毎に一年生と楽しく遊ぼう」を学習のテーマにして話し合いました。特別活動の学級会は、学級全体の集団の合意形成を図りながら決定していきますが、国語科の学習では、「相手とつながる言葉」「受容的な言葉」「主張や根拠を明確にする言葉」「考えをまとめる言葉」に留意し、評価の観点を明確にして小グループで、話し合う役、観察する役を設けて授業を展開したところが相違点でした。

 新型コロナウイルス感染予防対応のため、教室では狭いこともあり場所を交流センターの多目的室で行いました。講師として、福島県教育庁県北教育事務所主任指導主事 花輪 忠康先生をお迎えして授業を参観していただき研究協議会でご指導をいただきました。花輪先生は、9月の学校訪問でも6年2組の授業を参観されていることもあり、子供たちが前回よりもさらに「自分の言葉で根拠を持って話す姿」を称賛されました。

 特に今回の授業では、前回の授業の課題と改善点を生かし、①記録者を設けたこと ②相手とのつながりをつくる言葉や聞き方・話し方の観点を明示したこと ③司会者が有効に機能していたこと(効果的なグループ分け)などの手立てを入れて授業を行い、活発な素晴らしい話し合いの授業を披露しました。

 今回、講師の先生、参観者からも「6年生として、授業態度や真剣な話し合いの姿が大変素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。さらに、「話し合いの意味、育て方の再確認」「各教育活動で日常的に系統性をもたせた話し合いを継続する大切さ」について、分かりやすくご指導をいただきました。話し方のイメージ力を高めるためには、モデルとなるビデオを子供たちに見せる、教師が先進校に行き自分の目で見てくるなどの指導方法も、具体的に教えていただきました。

 国語科は、今年度から研究教科として取り組んでいますが、11月13日の町内の先生方を対象とした研究公開では、今日ご指導いただいた課題について、共有化を図って国語科の授業力をさらに磨いていきたいと思います。