教室環境改善に向けて実験中!
生徒から窓際の席が寒いと話がでましたので、さっそく学校にあったダンプラ(ダンボールプラスチック、プラダンとも言う)を写真のように設置しました。(4枚しかなかったのでまずは4教室に設置)ダンプラの効果がどれだけあるか気になったので、立てたダンプラの両側に温度計を設置し、温度変化を調べました。その日の気温にもよりますが、調べた初日は何と2.7℃も差が生じました。さらに、教室内の座席によってどれだけの気温差があるか保健委員の生徒に調べてもらいました。(教室前の入口付近2カ所、ロッカーの一番校庭側、ダンプラの両側、窓際の真ん中の計6カ所)毎日、8:00,10:30、12:30、14:40、16:00の5回計測しました。その結果をグラフ化したら、一番寒かったのは、ダンプラを設置した場所ではなく、窓際の真ん中でした。サッシの隙間から入ってくる風が原因で寒かったようです。そこで、家庭科準備室にあった「不織布」でスクールサポートスタッフと家庭科担当教員が知恵と技を出し合い、窓にぴったりフィットするようにカットし、ミシンがけまでして強度を上げたものを設置しました。(3年生の1学級のみ)現在、その「不織布」の効果がどれだけあるか、追実験中です。効果が出れば、全クラスに「不織布」を設置したいと考えています。