立志式
3年ぶりに来賓の方々をお招きし、コロナ前に近い「立志式」を行うことができました。今年は、「子どもたちが主役の立志式」を掲げ、2学年担当の教師を中心に企画し、桑折町教育委員会の担当の方々と相談しながら進めました。「立志式」をより良いものにするために、筆で「立志式」という文字を書いてくれる生徒を募集したところ、2名の生徒が心のこもった素晴らしい作品を仕上げて持ってきました。
式の中で、町長様から日本資本主義の父である渋沢栄一のことばが紹介されました。「夢なき者は理想なし 理想なき者は信念なし 信念なき者は計画なし 計画なき者は実行なし 実行なき者は成果なし 成果なき者は幸福なし ゆえに幸福を求むる者は 夢なかるべからず」この言葉を聞いて、それぞれが気持ちを新たにしたのではないでしょうか。
その後、教育長様から記念品として立派な証書ホルダーをいただきました。このホルダーには、立志証書の他に、生徒から保護者へのメッセージおよび保護者から生徒へのメッセージが貼り付けられています。普段、家族に感謝のことばを伝える場面はあまりないかもしれません。それぞれのメッセージを見ると、この桑折町で育ったからこそ身に付いた優しさや思いやりなどを感じることができました。
生徒代表の渡部さんが、「この立志式は、一人一人の夢や目標を改めて考え、大人として成長していくための通過点の一つとして、それを実現するための志を掲げる機会となりました。私たちは、今日立てた志を胸に、努力することを怠らず、自分の目指す場所へと歩み続けることをここにお約束し、誓いの言葉といたします。」と力強く述べていました。
立志式が終わり、お戻りになる町長様、教育長様からも、立派な参加態度で、誓いの言葉もとても良かったとのお褒めの言葉をいただきました。
いつも子どもたちを温かく見守ってくださっている町長様をはじめ桑折町青少年育成町民会議の皆様、保護者の方々、これからもよろしくお願いいたします。