こんなことがありました

防犯避難訓練

 本日、「不審者が、昇降口から校舎内に侵入し、教職員や生徒を恫喝する」という想定で防犯避難訓練を実施しました。桑折分庁舎生活安全課の鈴木さんが不審者となった訓練でした。鈴木さんの臨場感あふれる迫真の演技に、訓練とはわかっていても「怖かった」と思った人が多くいたようです。私は2階の職員室にいましたが、1階の事務室前から大きな声が聞こえました。(3階までも聞こえたそうです)不審者は、2階に進むと同時に、3年教室に行こうとしたので、1年学年主任・2年学年主任が体を張って止め、職員室前に追い詰めました。そこで、不審者がナイフを出したので(もちろん本物ではありません)、2人の学年主任が「刺叉」で不審者を壁に押しつけ、教頭が説得し、無事不審者がナイフを離し、一件落着。生徒は、不審者が職員室方面に追い詰められた隙に、体育館に避難しました。
 その後、体育館で全体指導がありました。校長のあいさつの後、鈴木さんの講話があり、「最近凶悪事件が多いが、模倣犯が現れることがよくある。」「SNSは誰とでもつながることができる反面、誰からも見られている。」「悩んでいる友達がいたら、声をかけてほしい。つながりが大切である。」と話されていました。講話後、「逃げるための護身術」を教えていただきました。
 今回実施した不審者に関する避難訓練ではやってみたからわかったこと、警察の方から教えていただいて納得したことが多く大変有意義な時間を過ごすことができました。子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう全力を尽くしてまいります。