大きく破損した柱時計が98%元通りになりました
先日の地震により破損した柱時計が,用務員さんの手により,元の場所に設置されました。数日前のホームページで紹介したように大きく2つに分解してしまい,中の部品も外れたり,ずれたりしていましたが,職人の技によりほぼ直りました。上下に分解した部分は釘を打つのではなく,ダボを使って固定し,壊れてしまった蝶番はきれいなビスで止め直し,もともとなくなっていた金属部分を止める釘も金色の化粧釘を使い,この校舎に設置されたような状態まで復元されました。ちなみに,この柱時計は平成4年度の卒業生の皆さんから寄贈されたものです。これで完成と思いきや,常に100%以上の仕事をする用務員さんは,あと2カ所直したいと考えているようです。後日,完璧に仕上がったらまた紹介します。