同じDNAなのに?
本校には、コダカラベンケイソウが5鉢くらいいろいろな場所に置いてあります。前に本校に勤務していた先生に聞いたところ、その当時の校長先生が1鉢持ってきたものが自然に増えたものだそうです。知っている方も多いと思いますが、コダカラベンケイソウはその名前の通り、葉の周りに小さい子株(新芽)がフリルのようにつき、それが下に落ちて、どんどん増えていきます。それぞれの子株は親と同じ遺伝子をもつクローンということになります。
ところが、図書室に置いてあるものは、フリルではなく、ちょっと変わった子株がついていました。葉の形も他の場所のものと全然違います。司書の先生に聞いたところ、花が咲いたので、その花が咲き終わった後に切り戻し、その周りにあったものが大きくなっただけということでした。クローンなのになぜ見かけが全く違っているかが不思議です。今後、どのように成長していくかを見守りたいと思います。
ちなみに、長く伸びてるものは、校長室にあるもので、高さが95cmもあります。この後、花を咲かせるのでしょうか?コダカラベンケイソウは、花が咲くと一世代が終わるようです。