SNSモラルの授業
本日1校時に体育館で「SNSモラルについての特別授業」を実施しました。毎年,新入生に東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太教授が執筆した本が入学祝いとして配付されます。2年前は川島教授が来校され,パネルディスカッション等を行いました。
今回は,学年主任が町からいただいた本をテキストにして,以下のような内容を中心に特別授業を行いました。
「睡眠時間と学習時間,成績の相関関係を確認すると,睡眠時間が短い人は学習時間が長くても,成績は良くない事がわかりました。中学1年生は1時間以上学習して,6時間以上睡眠を取ると成績も向上するようです。」
「国語,社会,理科は,読書を毎日1時間以上して,6時間以上睡眠を取ると成績が向上するようですが,数学は読書をいくらしていても学習をしないと,成績は向上しないようです。」
「スマホを使って,言葉の意味を調べても脳はあまり活発に働きません。やはり,辞書を使って言葉を調べる事で,脳が活性化していきます。」
「スマホを使わない人は,スマホを使っている人よりもかなり成績が良い事がわかりました。特に毎日スマホを3時間以上使用している人は,いくら学習しても,いくら睡眠を取っても成績は向上しない事がわかりました。」
【生徒の感想】も載せます。
○ 今日の授業で,成績には読書とスマホが大きく関係している事がわかった。読書の時間を増やして,スマホの時間を減らすようにしたい。
○ 今日の授業で,睡眠の大切さ,スマホの扱い方の難しさがわかりました。私は,スマホの扱い方に気をつけていきたいと思います。
○ 今日の話を聞いて,家で時間があるときは,スマホやゲームをするのではなく,読書をたくさんしたいと思いました。また,スマホやゲームは合計1時間以内にしようと思いました。
ご家庭でも,スマホやゲームなどを使うルールを親子で話し合うとともに,読書の時間も確保していきたいものです。