蒸散って何?
2年生のフロアーに写真のようなものが置いてありました。理科担当の先生にその植物の名前を聞いたら,「ナンキンハゼ」とのことでした。その先生が自宅の庭から切ってきて,葉の裏側,表側に「ワセリン」を塗ってセットしてありました。各試験管には水が入っており,表面には油を少しいれてあります。時間が経つと,植物の葉の気孔から水蒸気が出ていき,その結果水が減ります。その減り具合で,葉のどちらの面に気孔が多いかがわかります。これを「蒸散」と言いますが,根から水を吸い上げることに関係する重要な働きです。理科の学習では,「なぜそうなるの?」という疑問をもつことが大事ですね。