こんなことがありました!

6年理科 とみ子先生

 ST(サポートティーチャー)として、水曜日を中心に睦合小に来ていただいている菅野とみ子先生は、他の小学校や福島市のこむこむ館などでも理科を指導してくださっている、理科のスペシャリストです。今日は、とみ子先生から、建物の構造と耐震性について教えていただきました。

 6年生の理科では、地震の起きる仕組みや揺れから身を守る方法などを学習しましたが、今日は、その応用編です。

 紙で作った四角い家のモデルに、すじかいや心柱を入れて、耐震性を高めていきます。グラグラしていた紙の構造に斜めの筋交いを一本入れるだけで,グンと強度が上がります。2本入れたら?違う角度で入れたら?柱を太くしたら?など、わいてくる様々な疑問を次々と実験しています。

 「家の中に三角形を作ると丈夫になるよ!」「心柱は地面に付くスレスレがいいよ」など、発見したことを口に出しながら、友達同士で丈夫な家を競い合って作っていました。

 最後に、地震から命を守る心構えについてとみ子先生から話していただきました。

 子どもたちは、地震と建物の構造から、自分の命を守る方法など、今まであまり考えたことが無かった角度から防災について考えを深めていました。

 とみ子先生、ありがとうございました。