民音学校コンサート
本日、ウクライナ出身のソプラノ歌手のオクサーナ・ステパニュックさん、ピアニストの比留間千里さんが来校し、民音学校コンサートが行われました。一曲目の「キーウの鳥の歌」の第1フレーズを聴いただけで、その素晴らしい歌声に感動しました。どの歌も体育館全体に響き渡り、その場にいた全員がその魅力に引き込まれていくのがよくわかりました。サプライズで体育館にいた全校生徒、全教職員がウクライナの国花の「ひまわり」の絵を掲げると、オクサーナさんが大変喜んでくださいました。
曲の途中のウクライナ講座もおもしろく、普段耳にしない言葉だったので、それだけでも世界は広いと感じました。また、オクサーナさんが演奏したウクライナの楽器バンドゥーラは、弦が63本もあり、それを自由自在に弾く姿も素敵でした。
毎日ニュースでウクライナに関することが報道されています。アンコールでオクサーナさんが歌われた「見上げてごらん夜の星を」を聴きながら思ったことは、我々が普通に見ている夜空もそれが普通じゃないこともあるんだと考えさせられました。
最後の生徒代表お礼のことばで渡部さんが「音楽に言葉の壁はありません。」と話していましたが、本当に実感しました。醸芳中学校の生徒のために、このような素晴らしいコンサートを開いてくださった民音の方々、桑折町の関係者の方々に感謝申し上げます。